県民参加型演劇「ザ・チェーホフ」

2009年3月15日(日) ━ 3月21日(土)

演劇 終了
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県民参加型演劇「ザ・チェーホフ」

県民参加型演劇「ザ・チェーホフ」

県民参加型演劇「チェーホフさん、こんにちは」

(※「ザ・チェーホフ」より改題)
青森県立美術館では、2005年の開館プレイベント「津軽」、2006年「戯曲寺山修司論」、2007年「MIYAZAWA」と県民と県立美術館がともに一つの舞台を作る県民参加型演劇事業を展開してきました。
4年目となる今年度は、ロシアの偉大な劇作家・小説家のアントン・チェーホフを題材とした「チェーホフさん、こんにちは ( 「ザ・チェーホフ」 より改題) 」を創作・上演します。
ロシアの偉大な劇作家であり小説家でもあるアントン・チェーホフの4大戯曲の一つ「かもめ」。この「かもめ」という作品を上演しようとしている地域劇団の稽古場を舞台に、一つの演劇作品を創る「過程」を見せる演劇です。

県民参加 (劇作家・出演者募集) について

県民参加型演劇に参加していただける方を募集しました。今回は出演者のみにとどまらず、脚本の一部を執筆して頂く劇作家も募集しました。
オーディション合格者は、劇作家は長谷川孝治青森県立美術館舞台芸術総監督指導の下、台本の一部をを執筆、俳優はその台本を基に稽古を積み、本公演に臨みます。
この過程においても、長谷川総監督の台本補筆や、演出等、総合的な参加に当たってのサポートを行います。

→応募資格等オーディションの詳細について (2008年11月25日)
→県民参加型演劇「ザ・チェーホフ」劇作家・出演者決定について (2008年12月15日)

開催概要

事業概要

名称
県民参加型演劇「チェーホフさん、こんにちは」(※「ザ・チェーホフ」より改題)

引用
アントン・チェーホフ作「かもめ」「タバコの害について」
(松下裕 訳 2004年水声社発行「チェーホフ戯曲選」より)

脚本・総合演出
長谷川孝治青森県立美術館舞台芸術総監督

一部脚本
長尾秋人、平間宏忠

出演
齊藤知代子、本間正子、太田歩、佐藤玲奈、藤島和弘、三浦成喜、三明智顕、長谷川等、福士賢治、永井浩仁、林久志、小笠原真理子、濱野有希、平塚麻似子

美術
ニシザワテツヲ (西澤徹夫建築事務所)

公演日程・会場(弘前公演)

日程:2009年3月15日 (日)
時間:受付開始 13:00 / 開場 13:30 / 開演 14:00 – 15:30 (終了予定)
会場:弘前大学創立50周年記念会館
交通のご案内

JR弘前駅からタクシーで約10分
東北自動車道弘前・大鰐ICから車で約25分
※会場には駐車場がございませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。

公演日程・会場(青森公演)

日程:2009年3月20日 (祝)・3月21日 (土)
時間 (両日とも):受付開始 13:00 / 開場 13:30 / 開演 14:00 – 15:30 (終了予定)
会場:青森県立美術館 シアター

料金ー前売り (各日とも)

一般ペア 3,600円 一般 2,000円 学生 1,000円

※未就学児については、事務局までお問い合わせ下さい。
※前売り券は2月10日 (火) より販売します。※未就学児については、事務局までお問い合わせ下さい。
※前売り券は2月10日 (火) より販売します。

料金ー当日 (各日とも)

一般ペア 4,500円 一般 2,500円 学生 1,500円

※会場の座席数の都合上、弘前300席、青森180席限定となっております。予約の段階で定員になりますと当日券の販売はございません。ご了承ください。

主催・助成

主催:県民参加型演劇制作実行委員会・青森県立美術館
助成:財団法人 地域創造
後援:国立大学法人弘前大学

お問い合わせ

青森県立美術館パフォーミングアーツ実行委員会 (青森県立美術館内)

住所 〒038-0021 青森市安田字近野185
Tel  017-783-5243
Fax  017-783-5244
E-mail  kenmin2008@aomori-museum.jp

※お手数ですが、件名を「チェーホフ」として下さい。

チケット販売

青森市
さくら野青森店/サンロード青森/成田本店しんまち店/青森演劇鑑賞協会/青森県立美術館ミュージアムショップ
弘前市
日弘楽器/紀伊國屋書店/弘前大学生協/弘前市民劇場
八戸市
三春屋
ローソンチケット (Lコード22015)

※前売り券は2月10日 (火) より販売します。

作品内容

「かもめ」(アントン・チェーホフ作)あらすじ

19世紀末、帝政社会崩壊前夜のロシア。前衛的な劇の創作に自身の不満の発露を見出そうとしている青年トレープレフ。彼は美しい湖のほとりにある伯父ソーリンの田舎屋敷に住んでいる。そこへ、著名な作家トリゴーリンを連れ、モスクワから有名女優である母アルカージナが帰ってくる。
湖の向うに住む女優を夢見る娘ニーナに恋をしているトレープレフは、自作の劇にニーナを主演させ、母らの前で上演するのだが、彼女は茶化すばかりで真剣に取り合わない。怒ったトレープレフは劇を中止する。医者のドールンはトレープレフの才能を評価し、励ます。
一方、ソーリン家の執事シャムラーエフとポリーナの娘マーシャはトレープレフを愛している。が、その想いは届かない。さえない教師メドベジェンコはマーシャを愛しているが、マーシャは無視している。ニーナはトレープレフの想いに気付いているが、女優として大きく成長しなくてはならないという野心に溢れている。ニーナの気持ちを受け止めたのは、トリゴーリンであった。
そんな中、トレープレフは、自殺未遂をおこす…。

関連ファイル