ミナ ペルホネン/皆川明 つづく

2022年7月16日(土) ━ 10月2日(日)

企画展 終了
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ミナ ペルホネン/皆川明 つづく

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく

最新のお知らせ

展覧会概要

デザイナーの皆川明(1967-)が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきました。

皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張しています。そのたゆまぬ歩みは、2020年に25周年を迎え、これからも続いていきます。

本展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものですが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもあります。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、本展覧会では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示いたします。

ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考をこれまでにない規模で紹介する本展覧会は、私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらすことでしょう。

 

展示構成:田根剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)

展示構成補助:阿部真理子(aabbé)

グラフィック・デザイン:葛西薫(sun-ad)

展覧会特設サイト

“metsä”2012→SS photo:Yasutomo Ebisu

“metsä”2012→SS photo:Yasutomo Ebisu

特設ショップ

本展会期中、ミナ ペルホネンのグッズや洋服を取り扱う特設ショップを開設します。

場所:美術館地下2階 特設会場

特設ショップに関するお問い合わせ先:017-777-1818(平日10:00-17:00。時間外および土日祝は留守電対応となります。)

展覧会公式カタログ

展覧会公式カタログは、東京展の会場写真を収録して、展示の空気そのままにお届けします。また、青森県立美術館のユニフォームにも使用されている「choucho」柄の限定カバーが青森県立美術館から登場します。

 

著者:minä perhonen/皆川明

装丁:葛西薫

撮影:上田義彦、瀧本幹也、在本彌生ほか

 

仕様B5変型(257×172mm)、上製本カバー掛

定価3700円+税

限定カバー

限定カバー"choucho"

お知らせ

開催概要

会期

2022年7月16日(土)- 10月2日(日)

休館日

7月25日(月)、8月8日(月)、22日(月)、9月12日(月)、26日(月)

開館時間

9:30 – 17:00(入館は16:30まで)

※7月23日(土)、8月27日(土)、9月10日(土)、24日(土)は20:00まで開館(入館は19:30まで)

観覧料

一般1,500円(1,300円)/高大生1,000円(800円)/小中生以下無料

※( )内は前売りおよびウェブチケット料金。ウェブチケットはシステム利用料等別途165円が必要となります。

前売チケットは、ローソンチケット(Lコード21564)、青森県立美術館1F受付(現金のみ)で販売。

※障がい者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料。

主催

つづく展青森実行委員会(青森県立美術館、朝日新聞社、青森県観光連盟)

後援

青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、青森ケーブルテレビ、エフエム青森、東奥日報社、デーリー東北新聞社、陸奥新報社、青森県教育委員会、青森市教育委員会

お問い合わせ

つづく展青森実行委員会 〒038-0021 青森市安田近野185

青森県立美術館内 TEL 017-783-3000 FAX 017-783-5244

bijustukan@pref.aomori.lg.jp

チケット販売

ローソンチケット又は総合案内での前売チケット購入

ローソンチケット(Lコード21564)及び美術館総合案内窓口で前売チケットを販売します。

販売期間:6月16日(木)から7月15日(金)まで

料金:一般1,300円、高大生800円

※美術館総合案内窓口での前売券購入は現金のみとなります。

※ 青森県立美術館は6月27日(月)から7月8日(金)まで休館のため、この期間は美術館窓口での購入はできません。ご了承ください。

 

ウェブチケットの購入

販売期間:6月16日(木)から10月2日(日)まで

料金:一般1,300円、高大生800円

【チケット販売サイトURL(Getti Lite)】

≪Gettiis ミナ ペルホネン/皆川明 つづく≫

https://www.gettiis.jp/event/detail/100007/mina

※ウェブチケットのお支払いはクレジットカード(VISA、Master Card)決済のみとなります。

※別途手数料(165円/枚)がお客様負担となります。

関連企画

「ミナ ペルホネン/皆川明つづく」青森会場の開催を記念して、下記関連イベントの開催を予定しています。

下記以外の新しいイベント情報は決定次第、当ページ及び特設サイにてお知らせいたします。

【終了】皆川明公開制作

※このイベントは終了しました。

 

展覧会の開幕に先立ち、皆川明による公開制作を行います。2.7×5.4mの巨大なキャンバスの上に、皆川の豊かなイメージの世界が生み出されていきます。完成した作品は会期中、エントランスギャラリーに展示されます。

 

日時:7月13日(水)~14日(木) 10:00〜16:00頃

会場:美術館2番エントランス前

観覧無料 ※「密集」しないよう人との距離をとってご覧ください。

【終了】開幕記念スペシャル鼎談:皆川明+青木淳+菊地敦己 〈参加無料〉〈要予約〉

※このイベントは終了しました。

 

青森県立美術館のユニフォームを担当した皆川明と、青森県立美術館の設計者である建築家・青木淳、V.I.を手がけたアートディレクター・菊地敦己によるスペシャル鼎談を行います。開館以来初となる夢の共演です。

 

日時:7月16日(土) 14:00〜16:00

会場:青森県立美術館 シアター

定員:80名(要事前申込)

参加無料(ただし企画展チケット(又は半券)もしくはオンラインチケットのQRコードを当日ご提示いただける方に限ります)

申込期間:6月16日(木)9:30~7月3日(日)17:00

※申込は終了しました。

※当選者の方へは7月5日(火)に当選メールにてお知らせいたしました。

青森県立美術館スタッフユニフォーム

【終了】ワークショップ「自分でつくる自分だけの柄」〈要予約〉

※このイベントは終了しました。

 

ミナ ペルホネンのテキスタイルデザイナー・田中景子と一緒に自分だけのオリジナルの柄をつくりませんか。パターンとなる「原型」を作り、それらを連続(リピート)させ模様を作ります。色の組み合わせ、配置のバランス次第で様々な柄ができあがります。

 

日時:8月20日(土)①10:30-12:00②13:30-15:00

講師:ミナ ペルホネン・田中景子

会場:ワークショップA

定員:各回20名(要事前申込)

参加無料

申込期間:7月20日(水)9:30〜8月7日(日)17:00

なお、当選された方で、やむを得ずキャンセルされる方は、必ず前日までに美術館へご連絡ください。また、当日は必ず開始15分前までにお越しください。

※申込は終了しました。

※抽選結果は8月9日(火)にメールにてお知らせいたしました。

 

当日ご持参いただきたいもの:自然のモチーフ、好きな柄や雑誌の切り抜き、自分で描いた絵など柄にしたいもの

※ペンや色鉛筆等は準備しますが、お好きな筆記具を持参いただいても構いません。

福岡会場でのワークショップ風景

【終了】皆川明りんご箱公開ペインティング

※このイベントは終了しました。

 

皆川明によるりんご箱を用いた公開ペインティングを行います。

年月を経て、独特の風合いとなった古いりんご箱に皆川明が即興でライブペインティングし、りんご箱に新たな命を吹き込みます。

 

日時:8月20日(土)10:00〜15:00頃

会場:青森県立美術館B1F屋外ヤード(八角堂近く)

観覧無料(ご予約不要でどなたでもご覧いただけます。)

※「密集」しないよう、人との距離をとってご覧ください。

【終了】トークショー:ミナ ペルホネンのはじまりとこれから<参加無料><要予約>

※このイベントは終了しました。

 

ミナ ペルホネンを支える3人のクリエイターによるクロストークです。

 

日時:8月21日(日) 14:00〜15:30

登壇者:ミナ ペルホネン・皆川明、ミナ ペルホネン・田中景子、ミナ ペルホネン・長江青

会場:青森県立美術館 シアター

定員:80名(要事前申込)

参加無料(ただし企画展チケット(又は半券)もしくはオンラインチケットのQRコードを当日ご提示いただける方に限ります)

申込期間:7月20日(水)9:30〜8月7日(日)17:00

※申込は終了しました。

※抽選結果は8月9日(火)にメールにてお知らせいたしました。

haruka nakamura
「PIANO inspired by minä perhonen」

当館の「つづく」展で、エントランスの「雲」と洋服が並ぶ「森」の部屋の音を担当した、青森市出身で皆川明とも親交の深い音楽家・haruka nakamura。

「つづく」展とミナ ペルホネンにインスピレーションを受けた、インスタレーションとしての即興ピアノ。この日だけの聴講自由な特別演奏を行います。

 

出演:haruka nakamura

日時:9月23日(金・祝)15:30~17:00

会場:アレコホール

聴講自由

※会場内混雑の場合は入場整理を行います。あらかじめご了承ください。

haruka nakamura 青森市出身 / 音楽家

 

15歳で音楽をするため上京。2008年1stアルバム「grace」を発表。それまで主にギターを

弾いていたが、2ndアルバム「twilight」以降、ピアノを主体に音楽を作るようになる。
ミュート・ピアノソロアルバム「スティルライフ」「Nujabes Pray Reflections」など、いくつかのオリジナル・アルバムを発表。
2020年より自主レーベル「灯台」を立ち上げ、「灯台通信」で手紙のように自身の言葉を伝える発信を行う。北海道の馬だけが取り残された島「ユルリ島」とのMVや、ナチュール・ワイン「BEAU PAYSAGE」とのワイン、画家ミロコマチコとのライブペインティングなど多岐にわたるコラボレーションがある。
杉本博司「江之浦測候所オープニング特別映像」、CITIZEN「BASEL WORLD」などの映像音楽を手掛け、「早稲田大学特別映像」では大隈講堂で早稲田交響楽団と共演。長い間、旅をしながら音楽を続けていたが2021年より故郷・北国で音楽をすることにした。

伊藤ゴローfeaturing坂本美雨
「A Midsummer Night's dream」

青森市出身の作曲家/ギタリストで青森県立美術館企画展「Art and Air」(2012年)等の音楽も担当してきた伊藤ゴローが、青森市生まれ・NY育ちの坂本美雨とスペシャルなコラボレーションを披露。アレコホールの深い響きと、高度な構築力ながらリラックスできる豊かな音楽の時間をご堪能ください。

 

出演:伊藤ゴロー(Gt, PC)、坂本美雨(Vo.)、佐藤浩一(Pf)、森田晃平(Bs)

日時:9月25日(日)開演19:00(開場18:30)※公演時間は約1時間です。

会場:アレコホール

定員:80名(要事前申込)

入場無料(ただし企画展チケット又はオンラインチケットのQRコードが必要です)

申込期間:9月1日(木)9:30~9月12日(月)17:00

※申込は終了しました。

※抽選結果は9月13日(火)にメールにてお知らせいたしました。

伊藤ゴロー 青森市出身 / 作曲家、ボサノヴァ・ギタリスト

 

ソロアーティストとして、ソロプロジェクト Moose Hill として、ボサノヴァユニットnaomi & goroとして、また映画音楽作曲家、音楽プロデューサーとして活動する。ボサノヴァ、クラシック、ロックなど、幅広く奥深い背景を持つ音楽性は、坂本龍一や細野晴臣ら日本の重鎮たち、ブラジル音楽界の巨匠ジャキス・モレレンバウムをはじめとする海外のアーティストからも高く評価される。高度な構築力ながらも、スタイリッシュで心地よい独自の音楽世界を探求。オーケストラアレンジなど独特のハーモニーはコードの魔術師とも呼はれる。
2013年 『ゲッツ/ジルベルト』50周年を記念したトリビュート『ゲッツ/ジルベルト+50』がブラジルディスク大賞1位を受賞。2017年 伊藤ゴローアンサンブル『アーキテクト・ジョビン』がハイレゾ音源大賞1位、ブラジルディスク大賞2位を受賞。

https://itogoro.jp/

 

坂本美雨 青森生まれ / ミュージシャン

 

1997年1月、「Ryuichi Sakamoto featuring Sister M」名義で歌手デビュー。
音楽活動にとどまらず、ナレーション、執筆、演劇など表現の幅を広げ、2011年からTOKYO FM/JFN38局、全国ネットの「ディアフレンズ」でパーソナリティを担当。2006年に結成した「おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)」としても、全国各地でライブをおこなっている。プライベートでは、2015年に長女(通称:なまこちゃん)を出産。自身のSNSでは愛猫“サバ美”と娘との暮らしぶりを綴っている。2021年、ソロ名義としては約6年半ぶりとなるアルバム「birds fly」をリリース。
アニバーサリーイヤーの今年、記念シングル「かぞくのうた」、娘との日々を綴ったエッセイ「ただ、一緒に生きている」(光文社)を上梓。25周年ツアーを開催。

https://www.miuskmt.com/