昨日はイベントの多い一日でした。
午前中には「50歳から出会う奈良美智ワールド」を。午後には、なりきりワークショップ2「アンディ・ウォーホールになりきる」を開催しました!
ウォーホールがシルクスクリーンという技法を使った理由をちょっとだけお話して、さあ、制作スタートです!今回はなんと3時間で、参加者全員が、シルクスクリーンの多色刷りに挑戦する!というなんとも「時間大丈夫か!?」って感じのものなので、説明は手短かに割愛させていただきました。「さあ、作りたい図案を考えて!」超特急で進んでいきます!図案がきまってからは、ひたすら「製版」「印刷」を繰り返します。あたかもウォーホールのファクトリーのように!!
シルクスクリーン、そして、版画全般にいえることですが、【きちんと行程をふむ】【ひとつひとつの動作をきれいに】が、とっても大事なポイントです。ちょっとめんどくさかったり、遠回りにみえる行程も、きちんとやっていくことが一番の近道!みんな行程を守って進みます。
県立美術館でシルクスクリーンのワークショップをする際には、いつも染料系のインクを使用しています。なので、お持ちいただいたトートバックや、Tシャツにもプリントできちゃうんです!!!
そして、3時間後…
それぞれ、おもいおもいの作品が完成!とっても素敵にできました!図案に、わざと手の痕跡が残るように、ぐじゃぐじゃーっと色をつけたりと、いろんな工夫をしてくださいました。ウォーホールも、自分のアトリエを「ファクトリー」と呼びながらも、手の痕跡を残した作品を多く作っていました。「私は機械になりたい」という言葉は、もしかしたら、その裏の意味も含むものだったのかもしれませんね。。。
参加していただいたみなさん、どうもありがとうございました!
次回の創作プログラムは、写真家・柿崎真子さんをお迎えしてのオープンアトリエです。ぜひぜひみなさんの参加をお待ちしております!
詳細はこちら→柿崎真子「アオノニマス 接触」