展覧会

太宰治と美術展オープン!

2009年7月11日

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太宰治と美術展オープン!

本日いよいよオープンいたしました!
「太宰治と美術 −故郷と自画像」展。
太宰治がなぜ美術館で?
そう思う方も多いと思われますが、太宰は美術の道に進もうかと迷っていた時期もあると言われるほど、美術に関心があった作家で、晩年に友人宅のアトリエで太宰が描いた自画像や風景画などの絵画も残されています。
また、太宰は阿部合成や、小館善四郎などとも親密に交流していました。
今回の展示品のなかに、太宰が小館に送った手紙のなかで、絵葉書に印刷された絵について批評するものがありますが、その文面からは、太宰の美意識が強く感じられます。

生誕100年の今年、空前の太宰ブームの中、これまでにはなかった新たな切り口で、太宰治の生涯をご紹介いたします。

太宰治と美術 −故郷と自画像展