日・中・韓共同制作「祝/言」プレイベント 写真・演奏家・舞踏家・俳優による
青森県立美術館と国際交流基金は、2013年度、日・中・韓共同制作作品 演劇「祝/言」を創作・上演いたします。そのプレイベントとして、日本・中国・韓国のダンサー・俳優・演奏家が写真とともにドラマリーディング「祝/言」を上演、また、ドラマリーディング終了後に、パネルディスカッション「日中韓における演劇共同制作の可能性と課題」を開催いたします。[入場無料]
3.11
演劇人を初めとする表現者たちは心の潰れる音を聞いた
それは今まで持っていた「言葉」が瓦解していく音でもあった
多くの被災者の心情を察するには、今も、大きな困難を伴う
しかし日々は続く
精神的な痛みは大きくなりこそすれ、小さくなり消えることはないだろう
「誰かが隣にいて、あなたを承認している」というプリミティブだがシンプルで
強いメッセージを東北の演劇人たちは有している
その東北の演劇人と、隣国である中国・韓国の演劇人
さらには伝統芸能継承者とともに、現在を語り合い、その未来を作品制作という現場から探る
何故なら、芸術こそ未来を語るにふさわしい人間の領分だからである
長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督)
開催概要
日時
2013年3月8日(金)18時-(開場17時30分)
会場
駐日韓国文化院 ハンマダンホール(限定280席・全席自由)
[東京都新宿区四谷4-4-10]
スケジュール
【第一部】
演劇「祝/言」プレ公演”写真・演奏家・舞踏家・俳優による” ※日本語字幕付き
脚本・構成・演出:長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督)
写真:鈴木理策(日本)、キム・ジョン(韓国)
演奏:アンサンブル・シナウィ(国楽グループ・韓国)、齋藤沙希(津軽三味線・青森県)
舞踏:中村登世之常丞(日本舞踊・青森県)
語り:キム・ソナ(韓国)、イ・ヨンスク(韓国)、李丹(中国)、相澤一成(宮城県)、佐藤隆太(福島県)、高橋淳(岩手県)
【第二部】
パネルディスカッション”日中韓における演劇共同制作の可能性と課題” ※同時通訳有り
コーディネート:横道文司(国際交流基金文化事業部アジア大洋州チーム長)
パネリスト:
朴根亨 パク・グニョン(韓国 劇団コルモッキル 劇作家・演出家)
喩榮軍 ユィ・ロンジュン(中国 上海話劇芸術センター 劇作家・演出家)
長谷川孝治(日本 青森県立美術館 舞台芸術総監督・劇作家・演出家)
申込み方法
入場は無料ですが、事前申込みが必要です。
FAX:チラシ裏面にある申込用紙に記入し、事務局までお送りください。(FAX番号 017-783-5244)
メール:申込用紙の内容を事務局までお送りください。
(件名を “3月8日東京予約” としてください。アドレス engeki@aomori-museum.jp)
電話:事務局までお電話でご予約ください。(電話番号 017-783-5243、平日9時-17時)
主催
国際交流基金・青森県立美術館
問い合わせ先
青森県立美術館 舞台芸術企画課
〒038-0021 青森市安田字近野185
Tel 017-783-5243(平日9時~17時)
Fax 017-783-5244