インテリアコーディネーターがつくる、家具展

2007年10月27日(土) ━ 10月28日(日)

一般開催 終了
SHARE

インテリアコーディネーターがつくる、家具展

あおもりインテリアコーディネーター倶楽部は平成9年12月に発足し、今年で10周年を迎えました。
当倶楽部は、県下のインテリアコーディネーター認定有資格者とインテリア関連企業による賛助会員で構成され、インテリアについての情報交換などの様々な活動を行っています。
近年、インテリアに対する興味、関心が高まっており、インテリアコーディネーターの果たす役割も期待されております。今回、発足10年を記念して、当倶楽部所属のインテリアコーディネーターが『飾り棚』と『オリジナルチェア』を自らデザインし、家具を通して暮らしの中のインテリアについて改めて考えてみることになりました。
その他にも、私たちインテリアコーディネーターが日頃愛用している椅子を展示しご紹介するなど、ぜひ皆様にご高覧いただき、インテリアについての一助としていただければと思います。
また、来春に予定しております記念企画第2弾に向けて、皆様からの写真の募集などの企画もございます。皆様のご来場をお待ちしております。

開催概要

会期

2007年10月27日 (土) – 10月28日 (日) 9:30 – 17:00

会場

青森県立美術館 コミュニティーギャラリーB

料金

無料

主催

インテリア産業協会東北支部・あおもりインテリアコーディネーター倶楽部

後援

青森県工業総合研究センター弘前地域技術研究所・青森県ウッドクラフト協議会・青森県インテリア設計士協会

お問い合わせ先

あおもりインテリアコーディネーター倶楽部事務局
031-0081 青森県八戸市柏崎4-16-4 ガラージュM内
Tel 0178-73-6737 Fax 0178-73-6738
URL www.aomori-ic.com

展示内容

テーマ1 『飾るための家具』

建築家の池辺陽は、モダンリビング誌1954年12月号の中で、「これからの室内装飾」について、『モダンな物を飾るのがこれからの室内装飾ではなく、モダンな考え方で物を飾るのがこれからの室内装飾です』と述べています。半世紀以上を経て、当時とは比べものにならないくらい物が溢れている現代においても、改めて考えさせられるものがあると思います。
そんな思いから、ものを飾るための『飾り棚』をテーマに据え、新たな『飾るための家具』をインテリアコーディネーターが企画、製作し展示いたします。

 

※池辺陽 (いけべ・きよし 1920 – 1979) 建築家
戦後すぐの日本における住宅問題に対し「立体最小限住宅 (1950年) 」と呼ばれる住宅を発表した。この住宅は、高さ方向の検討やモジュールの採用のほか、家族が民主的に暮らすことや主婦の解放といった戦後の日本に起こった考え方が強く反映されている。また、石津邸をはじめとする氏の住宅は、当時、大人気の「モダンリビング」誌に載せられ、日本の若いインテリ層の間に一つの理想として広まった。

テーマ2 『創作椅子・・・オリジナルチェア』

椅子は、もはや現代の日本においても、暮らしの中でなくてはならないものになっています。そんな中で、こんな椅子があったらという出発点から、インテリアコーディネーターがそれぞれ、オリジナルの椅子をデザインしました。椅子のデザインには初めて挑戦する会員がほとんどなのですが、スタンダードとして残りうる椅子を創る意気込みで製作、展示いたします。

私の好きな椅子

私たちインテリアコーディネーターが所有する、それぞれに愛着のある椅子を、こだわりのエピソードとともにご紹介します。名品から迷品まで、いろいろな普段使いの椅子を集めて展示いたします。