八角堂にぎわい創出特別企画 the south side プロジェクト
開館から5年経ち、200万人が訪れた青森県立美術館。でも、「展示室しか入ったことがない」という方、けっこう多いのではないでしょうか。青森県立美術館には展示室以外にも魅力的な場所がたくさんあります。the south side(ザ・サウスサイド)プロジェクトは、ふだんお客様が訪れる機会の少ない美術館南側(八角堂側)で、さまざまな催しを行いながら、この空間の楽しみをより多くの方に知っていただくことを目的としています。
もぎ店「津軽の味・喫茶部 レモン」
開店日:9月10日(土)-10月10日(月・祝)の期間内の土、日、祝日のみ
開展時間:9月 10:00-17:00 / 10月 10:30-16:30 ※イベントのある日は終了時間が変わります。
場所:美術館地下1階 キッズルーム
メニュー:”あおもり犬”ホットドッグ、レモンスイーツ、レモネード、りんご酢サイダー 他
美術館南側地下1階にある「キッズルーム」にもぎ店を開きます。
お店のコンセプトは、広く市民に愛されながら7月に閉店した美術館近隣の食堂「津軽の味・食堂部」へのオマージュ。食堂で用いていた装飾をインテリアに、マスター・工藤嘉巳さん(故)発案による「”あおもり犬”ホットドッグ」やシンボルオブジェにちなんだドリンクをご賞味ください。
もぎ店オープンイベント(参加無料)
日時:9月10日(土)18:00-19:15
場所:八角堂周辺トレンチ
セレモニー 18:00-18:20
西近野町会婦人部コーラス愛好会のさわやかな歌声とともに開店を祝います。
「11ぴきのねこ」ドラマリーディング 18:30-19:15
演目:「11ぴきのねこ」「11ぴきのねことあほうどり」「11ぴきのねことへんなねこ」
出演:青森県立美術館ドラマリーディングクラブ
展示室Hで展示されている馬場のぼる作品にちなんで、「11ぴきのねこ」シリーズのドラマリーディング(朗読劇)を上演。絵本の挿絵を、美術館の白い壁に投影し、野外でお楽しみいただきます。
シンボルオブジェ設置
設置期間:9月10日(土)-10月10日(月・祝)
八角堂に巨大なあるものが出現します。今春開催予定されていながら東日本大震災の影響から中止となった「青木淳×杉戸洋 はっぱとはらっぱ」展のために、建築家・青木淳さんと画家・杉戸洋さんが制作した立体作品の一つです。そのオブジェをプロジェクトのシンボルとして、八角堂の上に設置します。ふだんと違う八角堂のユニークな表情をご覧ください。
リニューアル制服展示(観覧無料)
展示期間:9月10日(土)-10月10日(月・祝)
場所:美術館地下1階 ワークショップ廊下
今年、生地の刺繍にちょっとした変化が加わったり、一部お直しされたりした青森県立美術館の制服を、ミナ ペルホネンデザイナーの皆川明さんのコンセプトとともに紹介します。
おはなし会「縄で遊ぶ」(参加無料)
日時:9月24日(土)11:00-15:00
場所:美術館地下1階 ワークショップB
絵本の読み聞かせと「縄」をテーマにした創作体験。時間内ならいつでもどなたでも参加できます。
クロージングイベント
青森市立新城中央小学校 吹奏楽演奏会 ★入場無料
青森市立新城中央小学校の子どもたちによる元気なブラスの音が、八角堂の風景の中にさわやかにひびきわたります。
日時:10月10日(月・祝)16:00~16:30
場所:八角堂周辺トレンチ
奈良美智 ショート スライドショウ ★入場無料
弘前市出身の美術家・奈良美智さんが、東日本大震災の被災地の支援プロジェクト、kizunaworld.orgのために制作したスライドショウを、全国リリースに先だち、青森県立美術館で先行上映いたします。
開館5周年記念「光を描く 印象派展」の最終日である当日は、大好評の「“あおもり犬”ホットドッグ」を味わえるもぎ店も時間を延長して営業いたします。
奈良美智さんの八角堂前の美術館の白い壁面を利用した巨大なスクリーンで、「“あおもり犬”ホットドッグ」をほおばりながら、奈良さんの最新のスライドショウをお楽しみいただけます。
・上演日時:10月10日(月・祝) 17:15-17:30
(所要時間3分50秒のスライドショウを上記の時間帯で、3回繰り返して上演いたします。)
・上演作品
奈良美智「studio days」(時間 3分50秒) ※作家ご本人は来場いたしません
・場所: 青森県立美術館屋外スペース(奈良美智作八角堂周辺)
※少雨の際は決行いたしますので、雨具のご用意は各自でお願いいたします。暴風雨の際は、場所を変更して上映いたします。