キッズ・アート・ワールドあおもり
キッズ・アートワールドあおもり2004 森(もり)・盛(もり)〜からだと自然
あおもりNPOサポートセンター (ANPOS)では、2004年7月31日・8月1日の二日間、県内のアーティストを招聘し、墨・版画・コンピュータグラフィックを駆使し、青森公立大学と国際芸術センター青森を会場に、子どもたちを対象としたアートプロジェクト、「キッズ・アート・ワールドあおもり2004」を主催しました。
「キッズ・アートワールドあおもり」は、青森県が主催し、子どもたちが文化芸術に触れられる機会を増加・推進していくねらいで、2000年から行われてきたアートプロジェクトです。夏休み期間の子どもたちに参加してもらい、国内外で活躍するアーティストを招聘して一緒に創作を行い、作品の展示や子どもたちとの交流を行ってきました。昨年までこのイベントは、青森県の主催で行われておりましたが、昨年度で事業が一旦終了しています。そこで私たちはこの「キッズ・アートワールドあおもり」を私たち市民の手で継続し、子どもたちが本物に触れ、驚き、感動する心を引き続き育んでいきたいと思い実施いたしました。
不慣れな点も多々あり、多方面にご迷惑をおかけしましたが、ワークショップ参加者数延べ140名、展示場来場者数300名という数字を残すことが出来ました。
私どもはこの「キッズ・アート・ワールドあおもり」を2005, 2006・・・と今後も市民の手で継続・発展させ、青森県の文化の育成につながるよう活動を続けて行きたいと思っています。
三澤章(あおもりNPOサポートセンター事務局長)
開催概要
名称
キッズ・アートワールドあおもり2004 森(もり)・盛(もり)〜からだと自然
会期
2004年7月31日(土)〜8月6日(木)
会場
青森公立大学、国際芸術センター青森
ワークショップ
7/31、8/1
展覧会
8/2〜8/6
展示内容
●墨「見る」〜光を見る、風を見る、音を見る。草・根っこ・布、筆を手作りし大きな紙(3.5m×10m)に自分たちで感じ、見えた文字を書きました。
指導アーティスト:佐藤遊香(毎日書道展会員)
●版画「空想の森」〜樹、花、草、木の実、昆虫、そして隠れて見えない小動物達、森の中で見つけた形をうつしとり、大きな版画が完成しました。
指導アーティスト:橋本尚恣(版画家)
●グラフィック「創る」〜一本の木、一輪の花、一匹の魚、みんなの描いた絵がパソコンに取り込まれ、集まり、プロジェクターで壁いっぱいに投影され森や海や花畑になりました。
指導アーティスト:須藤一幸(JAGDA青森地区会員)