青森県立美術館 映画上映 特集・高倉健

2014年10月25日(土) ━ 10月26日(日)

映画 終了
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青森県立美術館 映画上映 特集・高倉健

2014年11月10日、俳優・高倉健さんが急逝されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

青森県立美術館では、「特集・高倉健」と題した映画上映会を6月・10月に開催します。高倉健さんは、言わずと知れた国民的俳優ですが、青森県を舞台にした「八甲田山」や、青函トンネル開通をめざした男たちの物語「海峡」など、本県にゆかりのある作品にも出演しています。

 

今回の上映会ではそれらの作品に加え、代表作・良作全8本を上映します。
主人公が抱える、喜怒哀楽では表現しきれないほどの感情。それらを通して、高倉健さんが体現するのは、人間の「生き様の様式美」です。人間として正しいか。人間として美しいか。今回の作品群は、その問いに常に答え続けた記録でもあります。

 

時代を経ても変わらない、確かな「美」を、ぜひ劇場でご鑑賞ください。

上映作品・日時

「あ・うん」
6月28日(土)10:30- / 6月29日(日)14:00-

 

「夜叉」
6月28日(土)14:00- / 6月29日(日)10:30-

 

「君よ憤怒の河を渉れ」
10月12日(日)10:30- / 10月13日(月・祝)14:00-

 

「野性の証明」
10月12日(日)14:00- / 10月13日(月・祝)10:30-

 

「八甲田山」
10月18日(土)10:30- / 10月19日(日)14:30-

 

「南極物語」
10月18日(土)14:30- / 10月19日(日)10:30-

 

「海峡」
10月25日(土)10:30- / 10月26日(日)14:00-

 

「単騎、千里を走る。」
10月25日(土)14:00- / 10月26日(日)10:30-

 

※開場は各上映時間の20分前(受付開始は開場の20分前)
※ご入場は受付番号順となります。
※シアター内への飲食物の持ち込みはご遠慮ください。

開催概要

会期

2014年10月25日(土) – 26日(日)

会場

青森県立美術館シアター
客席:200席 全席自由

料金

各作品・各上映回ごとにチケットの購入が必要となります。(通し券を除く)
前売券:一般1,000円/学生500円/60歳以上800円(当日は各200円増)

※各回入替制
※学生は学生証を、60歳以上の方は年齢の確認できるものを、受付時にご提示ください。

団体料金

500円(10名以上の入場で割引適用)

※上映前日までに事務局への予約が必要です。プレイガイド販売なし、当日申込不可。

全作品通し券

4,000円

※事務局への事前申込が必要です。プレイガイド販売なし、当日販売なし。

主催

青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会

プロデューサー

小笠原真理子

上映協力

東宝株式会社/角川映画株式会社/株式会社シナノ企画/株式会社フジテレビジョン/青森映研/株式会社シネマ雄

※順不同

お問い合わせ先

青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会 事務局
Tel:017-783-5243(平日9時-17時)
Fax:017-783-5244
Eメール:eiga@aomori-museum.jp

チケット販売

前売券販売プレイガイド

全 国 ローソンチケット(Lコード:27223)
青森市 サンロード青森、成田本店しんまち店、青森県立美術館ミュージアムショップ
弘前市 弘前市まちなか情報センター
五所川原市 ELMインフォメーション
八戸市 八戸ポータルミュージアムはっち

その他

事務局へのEメール・電話・FAXにて、チケットのご予約が可能です。
上映会当日、受付にて前売料金をご精算のうえ、ご入場いただけます。
以下の内容をお伝え下さい。
・予約者の氏名、連絡先(電話・FAX・メールアドレスいずれか)
・希望の上映日、作品名、券種、鑑賞人数

 

チケット予約・団体割引申し込み先

青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会 事務局
Tel:017-783-5243(平日9時~17時)
Fax:017-783-5244
Eメール:eiga@aomori-museum.jp

※予約受付は各上映前日の17時まで(通し券は10月10日(金)の17時まで)
※個人情報は厳重に管理し、本上映会以外の目的では使用いたしません。

作品内容

「あ・うん」
1989年/114分/35mmフィルム上映
監督:降旗康男
出演:高倉健/富司純子/板東英二/富田靖子/三木のり平/宮本信子
門倉(高倉健)と、水田(板東英二)は長年の親友。女性関係の派手な門倉だったが、心の奥では水田の妻・たみ(富司純子)に秘めた感情を抱いていた。水田はそれを知りつつ、自慢にすら思っているが…。

 

「夜叉」
1985年/128分/35mmフィルム上映
監督:降旗康男
出演:高倉健/いしだあゆみ/乙羽信子/田中裕子/ビートたけし/田中邦衛
漁師として働く修治(高倉健)は、大阪ミナミでの過去を捨て、家族とともに、今は静かな生活を送っていた。冬、ミナミから流れてきた螢子(田中裕子)が開いた呑み屋に、ある日、螢子のヒモだった矢島(ビートたけし)が現れる。

 

「君よ憤怒の河を渉れ」(きみよふんどのかわをわたれ)
1976年/151分/デジタル上映
監督:佐藤純彌
出演:高倉健/原田芳雄/池部良/大滝秀治/中野良子/倍賞美津子
東京地検検事・杜丘(高倉健)は、ある日、見知らぬ女から「強盗殺人犯」と騒がれ、その場で緊急逮捕される。揃いすぎている証拠、それは完璧な罠だった。杜丘は、家宅捜査の隙をみて逃亡する。

 

「野性の証明」
1976年/151分/デジタル上映
監督:佐藤純彌
出演:高倉健/中野良子/薬師丸ひろ子/夏八木勲/三國連太郎/丹波哲郎
もと自衛隊員・味沢(高倉健)は大量虐殺事件の生き残りの少女を引き取り、静かに暮らしていたが、町を牛耳る男達の非道に立ち上がる。しかし、味沢を抹殺すべく現れたのは、かつての上官率いる特殊部隊…!

 

「八甲田山」
1977年/169分/DVD上映
監督:森谷司郎
出演:島田正吾/大滝秀治/高倉健/丹波哲郎/藤岡琢也/浜田晃
日露戦争を目前にして陸軍は寒冷地教育の不足を痛感していた。露軍と戦うためには雪中行軍をし、雪とは何か、寒さとは何かを知らねばならなかった。その行軍の目標になったのが生きては帰れぬ冬の八甲田だった…。

 

「南極物語」
1983年/145分/デジタル上映
監督:蔵原惟繕
出演:高倉健/渡瀬恒彦/岡田英次/夏目雅子/荻野目慶子/日下武史
南極の昭和基地から、第一次越冬隊が次隊と交替すべく観測船”宗谷”へ移るが、例のない悪天候から、第二次越冬は中止となる。潮田(高倉健)と越智(渡瀬恒彦)は、基地に残された15匹の犬を救うべく食いさがるが…。

 

「海峡」
1982年/142分/35mmフィルム上映
監督:森谷司郎
出演:高倉健/三浦友和/森繁久彌/吉永小百合/大谷直子/笠智衆
国鉄職員の阿久津(高倉健)は青函トンネル作りに執念を燃やしていた。そんな阿久津のもとに、世代の違う男達が集結。それぞれの思いを胸に、津軽から北海道へ、津軽海峡の底に”道”を築き出す。

 

「単騎、千里を走る。」(たんき、せんりをはしる。)
2005年/108分/35mmフィルム上映
監督:チャン・イーモウ  日本編監督:降旗康男
出演:高倉健/中井貴一/寺島しのぶ/リー・ジャーミン/チアン・ウェン
高田(高倉健)は、息子・健一(中井貴一)が重病と聞き、すぐに上京するが、健一は長年の確執から面会を拒む。やり切れぬ想いを抱く高田に、健一の妻・理恵(寺島しのぶ)が、あるビデオテープを渡す…。