青森県立美術館舞台芸術企画 アレコ2019 spin-off 「Mariula」  Recollection of 73 seconds

2019年3月9日(土) ━ 3月10日(日)

演劇 終了
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青森県立美術館舞台芸術企画 アレコ2019 spin-off 「Mariula」  Recollection of 73 seconds

青森県立美術館舞台芸術企画 アレコ2019 spin-off 「Mariula」  Recollection of 73 seconds

構成・脚本・演出・ナレーション 長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督)
引用 アレクサンドル・プーシキン「ジプシー」

2017年4月から全4作品完全展示しているシャガール作バレエ「アレコ」舞台背景画の展示室・アレコホールを会場に、バレエ「アレコ」の原作となったプーシキンの長編詩「ジプシー」を題材とし、ヒロインのZemphira(ゼンフィーラ)の母であるMariula(マリウーラ)を中心とした物語を、一輪車団体、ダンサー、俳優等の出演により公演します。

開催概要

公演日時

2019年
2月9日(土) 18:00開演、17:30開場、17:00受付開始
2月10日(日) 18:00開演、17:30開場、17:00受付開始

会場

青森県立美術館アレコホール(青森県立美術館内・青森県青森市安田字近野185)

※座席数:200席(舞台美術プランの変更により客席数が変更となる場合あり)

主催

主催 青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会、青森県立美術館

出演者

ダンサー

沼尾みやこ(DANCE WAG 主宰)
品田彩
小笠原悦子、菊地このみ、川村陽(DANCE WAG)
松野莉果、對馬さくら、渡辺歩夢、小島由藍(ダンスワークショップ参加者)
振付 沼尾みやこ、品田彩

 

一輪車

豊田児童センター一輪車クラブ


俳優

平田彩乃、盛桜華(青森県立美術館演劇部)

 

語り・ピアノ演奏

福田寿枝(青森県立美術館ドラマリーディングクラブ)

各種サービス

無料託児サービス(1歳~小学3年生まで)<要事前申込>
美術館内のキッズルームにて開場から終演までの間、託児サービスを行います。
2月1日(金)までに事務局へお申込みください。


終演後の無料送迎サービス<要事前申込>

終演後、青森駅まで無料送迎を行います。青森駅以外では降車できません。
2月5日(火)までに事務局へお申込みください。


カフェ「
4匹の猫」臨時営業
開場時間まで、美術館内のカフェの延長営業を行います。
(ラストオーダーは開場時間の30分前まで)

お申し込み・お問い合わせ

青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会 事務局
〒038-0021 青森市安田字近野185
TEL.017-783-5243(直通・平日9:00~17:00) FAX.017-783-5244
Eメールアドレス. aleko@aomori-museum.jp

※個人情報は厳重に管理し、本公演以外の目的では使用しません。

チケット販売

前売料金

一般:3,000円(3,500円)
学生:2,000円 (2,500円)

※(カッコ)内は当日料金、前日までの予約で満席となる場合は、当日券の販売を行わない場合もあります。

 

前売チケット販売プレイガイド

全国:ローソンチケット(Lコード21319)
青森市:成田本店しんまち店、サンロード青森、青森県立美術館ミュージアムショップ
弘前市:ヒロロ
八戸市:ラピア
五所川原市:ELMインフォメーション

※販売は各公演前日まで、各券種とも公演日指定での販売となります。

 

事務局予約について

事務局にて前売チケットの予約が可能です。
【お申込み方法】
電話・FAX・Eメールにて以下の項目を事務局までお伝えください。
・ご希望の公演日・券種・鑑賞人数
・ご予約者(代表者)氏名
・代表者のご連絡先(電話番号・FAX・メールアドレスのいずれか)

【お申込み先】
青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会 事務局
〒038-0021 青森市安田字近野185
TEL.017-783-5243(直通・平日9:00~17:00) FAX.017-783-5244
Eメールアドレス. aleko@aomori-museum.jp

※個人情報は厳重に管理し、本公演以外の目的では使用しません。
※予約受付は、各公演の前日17時まで。公演当日の受付にて精算・発券となります。

 

小中高校生 無料ご招待!

小学4~6年生・中学生・高校生を各日60名まで無料ご招待します。
【お申込み方法】
電話・FAX・Eメールにて以下の項目を事務局までお伝えください。
有料チケットのご予約と併せてのお申込みも可能です。
・ご希望の公演日・券種・鑑賞人数
・ご予約者(代表者)氏名
・代表者のご連絡先(電話番号・FAX・メールアドレスのいずれか)
・ご招待者の氏名・学校名・学年

※申込受付は、各公演の前日17時まで。公演当日の受付にて精算・発券となります。

※夜間の公演となりますので、中学生以下の無料ご招待をお申込みの際は、お子様の安全を踏まえ、必ず大人(保護者)同伴での鑑賞をお願いします。

展示内容

Mariula

マリウーラとは、ゼンフィーラの母親の名前である。
バレエ「アレコ」の原作となったアレクサンドル・プーシキンの長編叙事詩「ジプシー」に一度だけ名前が登場してくる。若い頃に乳飲み子だったゼンフィーラを捨て、男と駆け落ちした母親として。
マリウーラを「アレコ」からスピン・オフさせたのは、男の側から書かれた物語を、女の側から描き直したいと思ったからに他ならない。
さて、駆け落ちしたマリウーラは男と一緒に都会へ出るだろう。激情に駆られた恋はほとんどの場合がそうであるあるように早晩に醒めるだろう。
では、サンクトペテルブルグという都会に独りで放り出されたマリウーラはどうやって生きたのだろうか。
彼女の職業は、日常生活は、希望は、追想は、後悔は、そして、どうやって死ぬのだろう。
話しは唐突にそれる。カナダのピアニストで生涯バッハを愛し続けたグレン・グールドという人がいる。「ゴールドベルグ変奏曲」でレコードデビューし、最晩年に再び録音し直した。その最初のアリアの録音時間が1分52秒、最晩年の録音時間が3分05秒である。つまり同じ曲の解釈が73秒間も違うのである。
人の記憶の思い出し方や、言葉になる前の魂の在り方の震えは、73秒でも一生分思い出すのには充分すぎる時間じゃないだろうか。
マリウーラがピアノを弾いている。思い出すのは自分の若い頃と死んでしまったゼンフィーラの風の噂だけである。
ちなみにグレン・グールド最晩年の愛読書は、全編芸術論だと言っていい夏目漱石の「草枕」だったという・・・それから。

長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督)

当日のご注意

・受付場所は美術館1階シアター前となります。
・受付順のご入場となります。
・公演会場内は撮影・録音・飲食禁止です。
・公演会場へのお花の持ち込みはご遠慮ください。
(お花は受付にてお預かりし、公演終了後に出演者にお渡しします。)

関連ファイル