青森EARTH2016関連企画 淺井裕介滞在制作プロジェクト

2016年6月6日(月) ━ 6月18日(土)

プロジェクト 終了
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青森EARTH2016関連企画 淺井裕介滞在制作プロジェクト

今年7月-9月に開催する企画展「青森EARTH2016 根と路」関連企画として、本展出品作家である淺井裕介氏による滞在制作プロジェクトを実施します。

 

今回のプロジェクトでは、淺井氏が青森に2週間程滞在し、ボランティアスタッフ約50名とともに縦8m×横16mの巨大な絵画作品を制作します。制作はまず県内各地で画材となる土を採取することから始まり、持ち帰ってきた様々な色の土を細かく砕いて粉末状にし、そこに水を加えて独自の絵の具を作ります。そうして作った絵の具を用いて、布の上に動植物などのモチーフを描いていきます。
完成した作品は、企画展「青森EARTH2016 根と路」出品作品として、マルク・シャガールによるバレエ『アレコ』の舞台背景画を展示しているアレコホールに展示されます。
青森の土で描かれた巨大な絵画は、シャガール作品とどのように呼応するのでしょうか。お楽しみに。

滞在制作

制作期間:2016年6月6日(月)~6月18日(土) 各日10:00 – 18:00(12:00 – 14:00を除く)
場所:青森県立美術館 B1FワークショップB及び創作ヤード
見学:作業の様子を見学することができます。ぜひお立ち寄りください。(部屋の入口からの見学となります)
*当館twitter ・Facebook でも制作状況を随時発信しています。

作品展示

展示期間:2016年7月23日(土)~9月25日(日)
場所:青森県立美術館 B2Fアレコホール
*企画展「青森EARTH2016 根と路」のなかで展示します。ご覧いただく際には企画展チケットが必要となります。

淺井裕介 Asai Yusuke  絵かき

淺井裕介 Asai Yusuke  絵かき

1981年東京生まれ。1999年神奈川県立上矢部高等学校美術陶芸コース卒業。泥、マスキングテープ、ほこり、小麦粉など身の周りにある手近な素材を用い、描く場所を選ばず人物や動植物を描き出す。主な個展に「淺井裕介-絵の種 土の旅」(2015、箱根 彫刻の森美術館)、「yamatane」(2015、Rice University Art Gallery、ヒューストン)、「この場所でつくる」(2014、ARATANIURANO、東京)、「八百万の物語」(2014、国際芸術センター青森)他多数。主なグループ展に「HORIZON THAT APPEARS OUT OF THE SLEEPY WOODS」(2016、Stephen Friedman Gallery、ロンドン)、「未見の星座(コンステレーション)-つながり/発見のプラクティス」(2015、東京都現代美術館)、「あざみ野コンテンポラリー vol.2 – Viewpoints いま「描く」ということ」(2012、横浜市民ギャラリーあざみ野)、「水・火・大地」(2011、熊本市現代美術館)他多数。主な受賞に2014年「第24回タカシマヤ美術賞」、2009年「VOCA賞(大原美術館賞)」他。

開催概要

お問い合わせ

青森県立美術館 美術企画課 奥脇・片山
tel 017-783-3000 fax 017-783-5244