青森県日韓演劇交流事業 「ソウルの雨」

2007年7月14日(土) ━ 7月15日(日)

演劇 終了
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青森県日韓演劇交流事業 「ソウルの雨」

青森県日韓演劇交流事業 「ソウルの雨」出演俳優募集要項

青森県立美術館は韓国との演劇交流事業「ソウルの雨」に出演する俳優を募集致します。

青森県日韓演劇交流事業とは

青森県立美術館では、絵画・映像事業などの面で進めてきた交流・調査を演劇の分野にも広げ、一歩踏み込んだ文化交流事業を展開することを目標に、韓国で、現在、最も注目を集めている劇団「コルモクキル」 (作・演出の朴根亨氏は2006年の韓国の主な演劇賞を多数受賞しています。) と青森県の演劇人との共同制作による「ソウルの雨」を上演いたします。
この「ソウルの雨」は、長谷川孝治青森県立美術館舞台芸術総監督が脚本・演出を担当し、各国での稽古を重ねた後、青森県内で合同稽古を行い、青森、ソウル、東京の3都市で上演いたします。 (ソウル公演は、ソウル公演芸術祭参加となります。)
「ソウルの雨」に出演する俳優は総勢18名 (韓国から6名、日本から12名) を予定しており、青森県日韓演劇交流事業は、演劇の共同制作を通じて、隠れた才能を発掘し、青森県ひいては日本国内の演劇のレベルアップを図ることも目標の一つとしていることから、演劇交流に深い関心を持ち、意欲にあふれた俳優を募集し、オーディションを開催いたします。
青森市で行われる稽古に参加することが可能で、「演劇を作り上げていくこと」への意欲にあふれた方、高い能力を秘めた方であれば居住地などの制限はありません。

開催概要

募集人員

上記の物語に登場する、下記の年齢を演じられる方を募集します。
男性45才位 … 1名
男性35才位 … 1名
女性30 – 35才位 … 1名
女性25才 -30才位 … 1名

※募集の状況により、人員が変更することもあります。

公演日程・会場等

2007年9月14日 – 16日/青森県立美術館/計4ステージ
2007年9月28日 – 30日/ソウル文芸会館/計6ステージ (ソウル公演芸術祭参加)
2007年10月19日 – 21日/シアター・グリーン (東京)/計4ステージ

稽古日程等

2007年8月上旬から週4 – 5回程度
9月からは毎日の夜間稽古 (19時 – 22時頃まで) (韓国側との合同稽古となります。)
稽古会場は、青森県立美術館他となります。

応募資格

1.全公演 (青森公演・ソウル公演・東京公演) に出演可能な方。
※ソウル公演は、9月26日青森空港出発→10月2日青森空港到着となります。
2.青森市で行われる稽古に参加できる方。
※稽古会場までの旅費等、稽古に係る諸経費は各自の負担となります。 (本番当日の旅費・弁当は支給します。)
3.本公演に関する著作権を青森県立美術館に帰属させることにご同意いただける方。

選考方法

ワークショップ (歩行・発声など演劇の基礎を体験する教室) に参加していただき、そのなかで選考します。台本の抜粋部分の読み合わせも行います。
審査員:長谷川孝治青森県立美術館舞台芸術総監督

ワークショップ・オーディション

開催日時:7月14日 (土)・15日 (日) 両日とも13:00 – (募集状況によりますが3時間程度を予定しています。)
場所:青森県立美術館

応募方法

申込書に必要事項を記入の上、郵送もしくはFAXして下さい。
・申込書は、青森県立美術館ホームページからダウンロードしていただけます。
・申込書をご希望の方は、事務局までお電話下さい。郵送いたします。
・①氏名②住所③確実に連絡の取れる電話番号④年齢⑤ご職業⑥「演劇」と「韓国」という二つの言葉を使っての400字程度の作文⑦オーディション参加希望日を、全て記載した自作の申込書でも申込みいただけます。その際、住所・電話番号が記載されていない物に関しては無効とさせていただきます。

応募受付期間

2007年6月20日 (水) – 7月10日 (火) 当日消印有効

審査結果発表

2007年7月20日 (合格者に直接ご連絡いたします。)

応募・問い合わせ先

青森県日韓演劇交流実行委員会事務局 (青森県立美術館内)
住所  〒038-0021 青森市安田字近野185
Tel  017-783-5243 (舞台芸術部門直通)
Fax  017-783-5244
担当  濱野・鈴木・菅原青森県日韓演劇交流実行委員会事務局 (青森県立美術館内)

作品内容

「ソウルの雨」あらすじ

1943年。秋、京城 (現ソウル) で27歳の日本人男性と、現地の20歳になったばかりの娘が恋に落ちた。二人の恋は周囲の誰も知らず、日本の敗戦とそれに続く朝鮮戦争の混乱の中で、二人に固有の時間は歴史の闇に飲み込まれてしまった。
2007年。秋、青森空港に韓国から一人のクーリエ (美術品随行者) が降り立ち、公立の美術館に到着した時、物語は64年ぶりに再び静かに動き始める。
美術館を舞台に、すでに物故した男と女を巡る物語はその子孫たちの新たな関係性を生み出し、引き継がれていくことになる。美術館に出入りする業者、美術館職員、韓国からの旅行者たちが、静謐で美しい美術館の空間で織りなしていく過去と現在の物語。
※現時点でのあらすじとなります。創作段階で変更が出ることもあります。

関連ファイル