棟方志功生誕記念 写真家・飯窪敏彦×孫・石井頼子 「写真家が見た棟方、孫から見た棟方」
棟方志功の誕生日9月5日に行う記念イベント。
1968年から1971年の約3年間、鎌倉と青森の棟方を撮影しつづけた写真家・飯窪敏彦と、棟方の長女けようの長女であり棟方志功研究家として著書も多数執筆する石井頼子。仕事で棟方に密着し、アトリエやふるさとでの姿を写真に収めた飯窪による外側から見た棟方の姿と、幼い頃はアトリエに入ることを許され、ともに暮らし間近に接してきた石井が知る内側から見た棟方の姿。飯窪の写真とインタビュー映像を軸に、石井の解説をまじえて振り返る棟方志功の内と外。
※登壇は石井頼子氏のみとなります。飯窪敏彦氏は事前収録の映像での出演です。
開催概要
出演者
飯窪敏彦(写真家)
1942年、札幌市生まれ。早稲田大学文学部(美術専修)を卒業後、文藝春秋新社に入社、写真部員となる。1991年、青森県立郷土館にて写真展「棟方志功」を開催。2002年、文藝春秋を退社し、フリーの写真家として活躍。2025年、ノエビア銀座ギャラリーで飯窪敏彦写真展 「棟方志功 鎌倉-青森」を開催。
石井頼子(棟方志功研究家・孫)
1956年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、2011年の閉館まで棟方板画美術館に学芸員として勤務。2018年より南砺市立福光美術館特別専門員。展覧会監修や執筆活動、講演などを通じ、知られざる棟方の紹介に努めている。著書に『素顔の棟方志功 仕事と暮らし』(2025年、淡交社)、『棟方志功作品集 てのひらのなかの森羅万象』(2022年、東京美術)など。
日時
2025年9月5日(金)14:00~15:30(13:30開場)
※入場無料、申込不要
場所
青森県立美術館シアター
主催
青森県立美術館
企画
一般財団法人棟方志功記念館