【一般開催】” The Mountain of Sadness – Return of The Souls ” 悲しみの山 – 鶴山欣也を偲んで
デンマークのビジュアルアーティスト、ビルギット・クラスゴーによる「The Mountain of Sadness: Return of The Souls」は、青森県の活火山・恐山にインスパイアされたビジュアルインスタレーションです。
「血の池」「魂の川」「天の湖」などの壮大な景観にインスパイアされたビジュアルとドラマツルギーが展開され、フィルム、デジタル映像、光の効果、音、匂いが組み合わさった「地獄の源」「天国の湖」「慈悲の女神」を表す3つのタブローで構成されています。
それぞれのタブローは、恐山を舞台とした舞踏家の鶴山欣也(故人)と雪の精霊、戻ってきた魂たちとの出会いを描いた物語を表現しています。展示内のサウンドスケープは、泡立つ源泉、カラスの鳴き声、コインの音、雪の静寂など、その土地特有の音からインスピレーションを得ています。さらに、恐山に強く存在する硫黄の匂いも取り入れられています。
このインスタレーションは生と死後の世界を探求し、日本の「死は新たな始まりである」という観念を含んでいます。
作品は、2016年から2020年に亡くなるまで共同制作をしていた舞踏家、鶴山欣也氏へのオマージュとしても制作されました。クラスゴーはデンマーク芸術財団の支援を受け、The Verdensrum-seriesはデンマーク、ドイツ、日本で発表されました。
開催概要
日時
2023年12月16日(土) –12月24日(日)
2024年1月2日(火)–1月21日(日)
9:30 – 17:00
主催
株式会社白線
BIRGIT KJÆRSGAARD
会場
コミュニティギャラリーB
入場料
無料
後援
EU ジャパン・フェスト日本委員会、笹川スカンジナビア財団、
お問い合わせ
株式会社白線
MAIL info@hakusen.jp