なりきりワークショップ「美少女になりきる」を8月10日(日)に開催しました。
現在開催中の「美少女の美術史」展に関連したこの企画、なんと参加者自らが「美少女」になりきって作品を鑑賞してみよう!というものです。
今回は出品作家である村山加奈恵さんも横浜から駆けつけてくださいました!
ワークショップはまず、本展覧会の担当学芸員によるレクチャーからスタート。
「少女」には男性に消費される存在としての「少女」と、自ら消費を行って少女文化を醸成していく存在としての「少女」という異なる側面があり、本展覧会の展示作品にもその違いが現れていることが説明され、「男性参加者の方はぜひ少女の気持ちになって男性目線で描かれた作品を観てみることで、受け取り方の違いを体感してほしい」との話がありました。
レクチャーのあとは、さっそく自前の衣装や美術館のスタッフユニフォームに身を包んで変身開始。
はじめは戸惑いぎみだった方も、ウィッグをつけたりメイクをしたりしているうちにだんだんと女心が芽生えてきて。。
一時間の変身タイムを経て、全員(当館の男性職員も!)が「美少女」に大変身!
村山さんは展覧会オリジナルアニメーションに登場する「女生徒」になりきってくださいました。
その後展示室に移動して作品鑑賞と写真撮影を行い、撮った写真をプリントアウトして参加者の皆さまにプレゼントしました。
今回のワークショップを通じて、身も心も「美少女」になって作品と対峙した皆さん。
「少女」表象や「少女」という存在について考えてみるきっかけになったでしょうか?
参加してくださった皆さま、村山さん、どうもありがとうございました!