本日、なりきりワークショップ「昭和30年代の人々になりきる」を開催いたしました。今回はみかんをつかった草木染めに挑戦です。
昭和30年代は、ちょうどいろんな変化が始まった時期。民家の様式や、生活スタイルもどんどん変化していきました。しかし当時はまだ木造の日本家屋が残っていて、四季の変化も肌で感じながら生活できていたのではないでしょうか。今の家は、古びない素材を使用し、いつでも同じ温度に保てるように快適になりました。そんななかで忘れてしまっている感覚を、少しは体験できないかと思い、今回は草木染めにチャレンジ。
草木染めは、その季節の草木を使う事が基本です。夏のなすがきれいな色だったからといって、冬までとっておいても同じ色には染まらないそうです。その時期にとれる旬のものをおいしくいただきながら、その皮を利用して、生活をちょっとだけ豊かにする草木染め。私は本当に楽しかった!では、ワークショップの様子を少しだけ紹介します。
今回は、まずみかんを食べるところからスタート笑
そのみかんの皮と、前日までにスタッフが食べ続けていたみかんの皮をあわせて、煮出します!
どんどん水がオレンジ色になってきます。沸騰してから20分ほど似出した者に、湯通ししておいた布を投入!!!そこからまた20分ほど待ちます。。。この長い待ち時間は、みかんのいいにおいに包まれながらただただ待つという、なんだかのんびりとしたいい雰囲気に。。。(といいながら、心配性の私はひとりあたふたしていましたが笑)一度染液から、ミョウバンが入ったお湯にうつしかえます。ここでまた20分。。。そしてまた染液にもどして20分。。。染まったかな???
昨日実験したときより、ちょっと薄いかんじでしたが、とっても自然で、なんともいえない美しい黄色に染まりました。もう少しながく浸けておいたら濃い色になるかもしれませんね!またぜひ違う素材でもお家でやってみてください!
じつは。。。
みなさんが帰った後、私はもう一度染液に浸けてみました。
ミョウバンと染液の行き来を二度繰り返したら…
あの白手袋(参加者のみなさんは覚えていますよね!)と同じくらいの色に染まったのです!!!
あ〜、楽しかった。
わたしはきっとまたやっちゃいます。