8月25日、十和田の法奥小学校児童やPTAのみなさんと、夏休みのワークショップ「もうひとつのアレコをつくろう」を開催いたしました。
…とその前に。
青森県美といえばアレコ!
青森県美では、マルク・シャガールが1942年に手がけたバレエ『アレコ』のための背景画を展示しています。
みなさん一度は、大きな部屋に3幕が垂れ下がっているのをご覧になった事はあると思います。
でも実はこれ、この世にもう1幕あるってご存知でした?
青森県美にあるのは、第1、第2、第4幕。第3幕は、アメリカ・フィラデルフィア美術館に所蔵されています。
そこで今回は…
じゃあアレコが青森にひとつ無いんだったら、創造して、同じ大きさで作ってしまおう!というワークショップを行いました。
まずは青森にある3つのアレコをよ〜〜〜〜くみて…。それぞれを読み解いていきます。
その上で、じゃああとひとつのアレコはどんなものだったらいいだろう?と、制作に取りかかります。
会場のワークショップBは、床面ぜーんぶ紙で埋まっていました。
そうなんです、アレコってこんなに大きいんです。
縦9m、横15mもあるんですから当然です。
今回鑑賞によって導きだされたもうひとつのアレコのテーマは、「とびっきり明るいアレコ」。
朝10時から夕方4時までかかって、体いっぱいにがんばって、やっと完成しました。
ちょっと時間が長いかなあ?と心配していましたが、児童のみんなは細かいところにまでこだわって、からだいっぱい使って熱中していたのが印象的でした。
(大人のみなさんはちょっと疲れてしまいましたね。。。)
今回のもうひとつのアレコには、法奥小学校の校舎やその周りの自然も描かれています。
いろんな要素がつまった、すてきな『法奥小的アレコ』が完成しましたね。
各登場人物が、どんな物語で描かれているか、みなさんわかりますか?(作品が大きくて写真に入りませんでした。。。)