「県美コンシェルジュ」活躍中!

2012年8月23日

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「県美コンシェルジュ」活躍中!

開館以来、よく言われるセリフが「迷いやすい・・・」。
そうなのです。
中が迷路のようになっていて、それぞれの空間が個性的で、
自分がいまどこにいるのか分からなくなってしまう。
実はそれが青森県立美術館の魅力なのですが、
特に滞在時間の短いお客様には伝わりにくいことも多々あります。

そこで!
美術館をもっと楽しんでいただけるよう、
お客様に寄り添って、お客様が必要としている情報を提供するスタッフ
「県美コンシェルジュ」がこの夏から登場!
30代から80代までの男女21名が、7月8月・GWは毎日、それ以外は土日に、
交代で活動しています。(10:00~15:00)

7月上旬に実施した研修では、学芸員によるレクチャーのほか、
”どうやってお客様に魅力を伝えるか”を考えるグループワークを行いました。
「一方的な解説はつまらないよね」
「お客様が声をかけやすい雰囲気をつくるには?」
「滞在時間に合わせた案内の仕方があると思う」
お客様の立場に立って、活動をシュミレーションしました。
そして7月21日に活動開始!
これまでに約2200名のお客様をご案内しています。

「あおもり犬へはどうやって行くの?」
「奈良美智の作品が見たいんだけど・・・」
「休憩できるスペースは?」
「駅までのバスの時刻を教えて」
「近隣のおすすめ観光地は?」

などなど、お客様の要望に応じて情報をお知らせしたり、
場合によっては付き添って、目的の場所までご案内します。
また、建物の特徴やシンボルマークの秘密、主要作品についてお話することも。
県美コンシェルジュは、入口や地下2階チケット売場付近でお客様をお待ちしています。
目印は、県美マークTシャツにオレンジ色のファイル、黄色の名札。
ちょっとしたことでも、お気軽に尋ねていただければと思います!