7月21日から開催する企画展「Art and Air 空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語」展の
プレイベントとして、出展作家である青秀祐さんによるワークショップを開催しました!
青秀祐さんは飛行機を題材とした作品を手がける若手アーティスト。
企画展では2500機(!)の紙飛行機をつかったインスタレーションを発表します。
6月28日に七戸養護学校で開催したワークショップでは、高等部の3年生11名に
青さんが作品に使うのと同じ、戦闘機をプリントした特殊な紙で紙飛行機を折ってもらいます。
この紙飛行機は作った人にサインをしてもらい、青さんの作品と一緒に県立美術館に展示されます。
さらにもう少し薄い紙で、もう一機、飛ばしてみるための紙飛行機を折ってもらい、全員で中庭へ移動。
「こうするとうまく飛ぶんだよ」と青さんがレクチャーしている最中に、上空を本物の戦闘機が!!
青さんが「戦闘機という身近でない(けれど実は身近にあるのになかなか気付かない)存在を、
身近な紙飛行機で表現することで、自分はその恐さを克服しようとしている」
と話していたのを思い出した瞬間でした。
参加した生徒さんの「楽しい!」「今日は特別な日だ!」との言葉にはっとします。
紙飛行機が飛んでいく爽快感
見上げた空の開放感
「飛ぶ」ことへの純粋な憧れを実感させてくれました。
青秀祐さんのインスタレーションは企画展開催に先立ち、
7月14日(土)から県立美術館の2番エントランスでご覧いただけます。
七戸養護学校さんの作品、7月1日に三沢航空科学館で同様のワークショップで
制作された作品もこちらに展示されます。
お楽しみに!