去る1月7日(土)、8日(日)と、パルコミュージアムにて、「あおもり犬を作ろう」というワークショップが開催され、講師として行ってきました!
え!?なんで渋谷のどまんなかで青森県美!?と、思った方も多いでしょう。実は現在パルコミュージアムにて、「青森県立美術館コレクション展 北の異才たち」が開催中です。ただ単にコレクションを展示しているだけではなく、青森県立美術館の空間そのものを移設したかのような展覧会。館内の案内サインや、監視員さんの椅子や制服までそのまま渋谷へ。ではワークショップやギャラリートークもそのまま移動開催しちゃえ!ってな具合で、関連イベントとして、今回のワークショップが開催されました。今回、なんと嬉しいことに、青森県美コレクション展が始まってすぐに、申し込み枠がいっぱいになってしまったとのこと!!!みなさまありがとうございます。
『津軽弁がつたわらなかったらどうしよう…』などと、そわそわしながらスタート!しかし始まってみるとみなさんとてもあたたかく、20名の参加者の方がいましたが、とってもアットホームな雰囲気で作業をすることができました!私もとても楽しかったです♪
今回、どんな作業をしたかというと、スカルピーという樹脂粘土を使って、青森県立美術館のシンボル的存在である、ご存知、奈良美智氏による「あおもり犬」をつくるというもの。樹脂粘土は、オーブンで焼くことによって固まる粘土で、焼くまでは半永久的に固まらないのが特徴です!だから、失敗しても大丈夫!こねこねまるめて、すぐにやりなおせます♪今回は、焼き上げる前に金具をさしておいて、焼き上がったら、その金具にストラップのひもを通して、なんとキーホルダーになっちゃうというワークショップ。
参加していただいた方の約半数の方が、青森県立美術館にお越しいただいたことがあり、あおもり犬をよく観たことがある方も、まったく観たことがないという方もおりましたが、みなさん、奈良美智さんファンだったので、すぐにあおもり犬の特徴をとらえ、すらすらと成形されていました!奈良美智さんおなじみのパップキングのように鼻を真っ赤にしたあおもり犬や、反対に、鼻を青くしたあおもり犬、また、リボンをつけたあおもり犬、後ろ足がはえたあおもり犬など、みなさんいろんなアレンジを加えて、とても楽しくかわいく作ってくださりました!
参加してくださったみなさん、パルコミュージアムのスタッフのみなさん、本当にありがとうございました!
この素材で、「あおもり犬」をつくるワークショップは、はじめてのことでしたが、予想以上にみなさんに楽しんでいただけたので、青森でも開催したいな〜なんてスタッフで話しております。開催は来年度になると思いますが、どうぞみなさん、イベント情報をチェックしてご参加くださいね!
また、パルコミュージアム青森県美展最終日の1月29日には、当館学芸員によるギャラリートーク(申込不要)もありますので、ぜひ、お時間あわせてご来場いただければと思います!