ご好評いただいております「伊藤二子と八戸」展があと10日ほどで終了いたします。本日(6/2)の「デーリー東北」の文化欄には、川崎市岡本太郎美術館館長の村田慶之輔氏による、伊藤二子作品への思いに満ちた展評が掲載されました。以下にその一部をご紹介いたします。
「創作に明日はない。今を燃えつきるのみ。制作に明日はない。よりかかるなにものもない」
この自分に向ける刃のような作者の言葉は、ひとり現在を生き抜いた岡本太郎を思わせた。今年生誕100年の太郎さんと話し合える人が、やっとここにいたのか。もとより時を戻しようもなく、伊藤さんは描きに描き、今、可能な生のモチベーションがあれば、即刻すくい取って作品に昇華させていく。
また、5/3に行われたアーティストトークの全文記録が、このページからダウンロードいただけます。
展覧会は6/12まで青森県立美術館コミュニティギャラリーで無料でご覧いただけますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。