昨日から当館1階のコミュニティギャラリーで「伊藤二子と八戸」展が始まりました。八戸に生れ、同地で活動を続ける伊藤二子さんは現在85歳。1950年代からいかなる画壇に所属することもなく、一貫してキャンバスにナイフのみを用いて「非具象」の絵画を制作してきました。
青森市での初めての大規模な個展となる今回は、高さ7メートルの展示室の空間をいかしたダイナミックな展示で、伊藤二子の世界を体感していただきます。
また、吉田初三郎鳥瞰図や、「坂の上の雲」の世界をほうふつとさせる錚々たる明治の軍人たちの書簡が貼り合わせられた屏風など、伊藤さんご自身やご家族が所蔵する、貴重な資料や美術品を公開しております。
さらには、5/8まではご本人がこれまででいちばん大きな作品に挑む様子を会場でご覧いただくことができます。
もりだくさんの「伊藤二子と八戸」展ぜひお運びくださいませ。
※入場は無料です。