芸術の青森みどころ紹介1 あの「魔女の宅急便の絵!?」

2011年2月2日

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芸術の青森みどころ紹介1 あの「魔女の宅急便の絵!?」

タイトルと写真を見てピンときた方!
相当なジブリファンとお見受けしました!!

そうです。
実はこの作品、八戸市立湊中学校の養護学級の生徒13名が、坂本小九郎先生の指導のもと制作された作品のひとつで、ジブリの宮崎監督が感銘を受け、映画にも登場させたことで知られています。
キキが様々なことで悩んでいたころに友達になった画家の少女ウルスラが、キキをイメージして描いた油絵の作品として、劇中には登場します。

そんなジブリエピソードにもびっくりですが、実際の作品は、描かれている内容や、周辺のエピソードなんかふきとんでしまうほどの迫力で迫ってきます。
彫り込まれた細かな点や線のひとつひとつが、ぎゅっと凝縮され、モチーフの面をつくり、空間をうみだし。。。
印刷物でみていたときには、もっと大きな作品だと想っていた私。以外と小さい作品でした。画面から飛び出すような構図や、粘り強く掘り続けた制作者たちの気迫が、作品を大きく見せているのかもしれません。

この作品は、展覧会の最後の部屋に展示してあります!
本や、雑誌も最後のページから開いてしまう、せっかちな私のみどころ紹介、これからしばらく続けていきますので、どうぞ宜しくお願いします!

あ、こんな素敵な紹介ページもありました。
こちらもぜひご覧ください!

写真 中:八戸市立湊中学校養護学級昭和51年度在籍生徒 指導:坂本小九郎「虹の上をとぶ船 総集編Ⅱより 星空をペガサスと牛が飛んでいく」1976年
写真 右:八戸市立湊中学校養護学級昭和52年度在籍生徒 指導:坂本小九郎「虹の上をとぶ船 完結編」1977年