プレスリリース

創作工房「陶芸~ガラスを使って」の実施について

2008年6月23日

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創作工房「陶芸~ガラスを使って」の実施について

標記について下記のとおり開催いたしますので、告知及び取材方お願いいたします。

1 趣旨
県立美術館では、美術や工芸作品に使われる素材に注目し、その基礎的な知識や創作技法について学ぶ「創作工房」を今年度から開催します。
今回の創作工房では、土とガラスを取り上げます。作品を創造する過程において、どのような素材を選び、用いるかということは表現行為と深く結びついています。素材の力が作り手に多くの刺激を与え、作品が誕生するといっても過言ではないでしょう。そこで、土とガラスという性質の異なる2つの素材を使って作品を制作し、それぞれの素材が持つ特性を知るとともに、素材と表現の密接なつながりについて考えたいと思います。

2 日時
平成20年7月27日(日) 10:00~16:00 及び
平成20年8月3日(日) 10:00~12:00 (2週連続)

3 講師
鶴見弥生、坂本羊子、高橋由佳(県内在住の若手陶芸作家)
        
4 場所
縄文時遊館体験工房 

5 対象
中学生以上で、2回とも参加できる方

6 定員
先着20名

7 参加料
1,000円(材料費)
また、2日目に使用するガラス(瓶、ビー玉、ガラス片など)を持参すること。

8 内容
7月27日 作品成形作業
講師によるオブジェ、皿などの作品例を参考にしながら、参加者各自が作りたいもののアイディアスケッチをする。スケッチをもとに、粘土を手や指先でのばしながら形を作る手びねりの方法で成形し、粘土の特性や扱い方を学ぶ。
8月3日  施釉、窯詰め
素焼き後の作品に釉薬を掛け、窯詰めをする。表面をガラス質にするための釉薬について学ぶとともに、参加者が持参した様々なガラスも作品に施し、焼いた後のガラスの色や形状の変化について学ぶ。

数日後に窯出しを行い、参加者へ作品を渡す。

9 申込方法
電話またはFAXで、7月25日(金)まで受け付ける。

10 申込・問合せ先:青森県立美術館 教育普及担当
青森市大字安田字近野185
Tel 017-782-1919/Fax 017-783-5244

11 作品例
添付ファイルのとおり