プレスリリース

「日本の民家 一九五五年 二川幸夫・建築写真の原点」展の開催について

2013年11月21日

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「日本の民家 一九五五年 二川幸夫・建築写真の原点」展の開催について

青森県立美術館では、今年度最後の企画展として、「日本の民家 一九五五年 二川幸夫・建築写真の原点」展を開催します。

【展覧会概要】
1957年から59年にかけて発行された『日本の民家』全10巻は、日本が国際的な経済発展に向けて飛躍しようとしていた頃に、あえて民家の最期の美しさにカメラを向けて、世間を瞠目させました。大地とつながる民家の力強さ、そしてそこに蓄積された民衆の働きと知恵をとらえた280点のモノクロ写真は、二川幸夫(1932-2013)が20歳前後に撮影したものです。文章は当時新鋭の建築史家、伊藤ていじ(1922-2010)が著しました。
 二川幸夫は確かな評価眼を通して見たものを建築写真として定着し、自ら主宰する出版社を中心に発表してきました。優れた建築を追って世界中を駆け巡り、比類のない作品を精力的に残してきた彼の建築の旅の原点は、この『日本の民家』にあります。
 本展は1955年にさかのぼって、若き日の二川幸夫がとらえた貴重な民家の姿を、選び抜いた約70点の作品を通してご覧いただきます。

会期:
2013年12月14日(土)- 2014年3月30日(日)
休館日:
2013年12月29日-31日、2014年1月14日、27日、2月3日-7日、24日、3月10日
観覧料:
一般700(600)円、高大生500(420)円、小中生200(160)円
※()は20名以上の団体料金

展覧会詳細は、添付のプレスリリースをご覧ください。