青森県立美術館では、美術の歴史や作品の見方に関する知識を深め、美術鑑賞をより身近なものとするための講座として「アート入門」を開催してきました。今年度は、昨年度に引き続き「エキシビション・アイズ」をテーマとし、開館5周年を記念して開催される企画展「芸術の青森」に関連した講座やシンポジウムの開催を通して、青森の風土を色濃く反映した作品やその作家の魅力などについてさまざまな視点から迫っています。
青森をはじめとする東北地方では、地域性の強い独自の芸術が形成されてきました。アート入門エキシビション・アイズの第3回(最終回)は、シンポジウム形式での開催となります。青森、宮城、岩手の3県の地域のもつ風土と芸術との結びつきを比較しながら、それぞれの違いや特殊性を見つめ、東北の芸術のこれまでとこれからの展開について、美術館同士の連携などを含めて話し合います。
“芸術の青森”から“芸術の東北”へ
2011年3月20日(日) 14:00-15:30
県立美術館 シアター
(1)パネリスト
原田 光 氏 (岩手県立美術館 館長)
有川 幾夫 氏 (宮城県美術館 副館長)
塩田 純一 (青森県立美術館 美術統括監)
(2)モデレーター
池田 亨 (青森県立美術館 学芸主幹)
200名
無料(当日会場へ直接お集まりください)
青森県立美術館教育普及 TEL 017-782-1919・FAX 017-783-5244