プレスリリース

「めがねと旅する美術展」の開催について

2018年5月26日

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「めがねと旅する美術展」の開催について

「めがね」、それは「視覚」と「技術」の関係性を象徴するガジェットと言えます。レンズ、だまし絵、遠近法、顕微鏡、望遠鏡、VR・・・。それらは何をうつし、私たちは何を見てきたのか。本展は、江戸時代の《洛中洛外図屏風》から浮世絵、近現代の美術作品から、映画、アニメ、そして数々の視覚体験装置から最新のVRまで、250点を越える作品と資料で、19世紀以降、劇的な発達をとげた視覚文化の歴史を紹介します。

企画について

現代社会において、映像、画像、文字やサインによって伝達される視覚情報は膨大であり、私たちの日常はそれらに支えられています。本展では、「めがね」のもたらす「レンズ越しの視点」を象徴的に捉え、様々なテクノロジーを通じた視覚の変容を追求します。それは遠近法の視点から、レンズを用いたからくり、列車や飛行機といった近代交通機関がもたらした新視覚、ミクロ/マクロの世界や高次元の世界を追究する試みへと広がっていきます。「めがね」をキーワードに江戸から現代まで、視覚文化の諸相を旅する試み。「ロボットと美術」展(2010年度)、「美少女の美術史」展(2014年)に続く、近現代の視覚文化と身体表象を考察してきた一連の展覧会(企画:トリメガ研究所)の最終章となります。アートとテクノロジーがあぶりだす人間の「夢」と「欲望」の世界へようこそ。

会期:2018年7月20日(金)~9月2日(日)※休館日なし
開館時間:9:00 – 18:00 ※入館は17:30まで

企画HPアドレス

美術館webサイト「めがねと旅する美術展」:
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/115/

「めがねと旅する美術展」特設WEBサイト:
http://torimega.com/megane/

関連プログラム

1 〈プレス体験〉ツアー「学芸員と旅する美術展」(東京—青森1泊2日アートツアーパック)

「めがねと旅する美術展」の青森会場と東京飛地展示を学芸員のアテンド付でツアーします。本イベント参加者に限り、会場内の一部が撮影でき、WEBマガジン、ブログ、SNS等への掲載も可能となります。あなたも〈プレス〉になってみませんか。

開催日:7月21日(土)-22日(日)
旅行代金:52800円(2名1室利用)(羽田空港集合/カマタ_ソーコ現地解散)
主催・申込先:東武トップツアーズ株式会社 青森支店
詳細はこちらをご覧ください。チラシ(PDF/2.3MB)

2 トリメガ研究所トークショー「めがねを愛する私たち」

「ロボットと美術」展(2010年)、「美少女の美術史」展(2014年)に続き、本展の企画を担当している「トリメガ研究所」。その3名の研究員が「めがねと旅する美術展」のコンセプトや展示作品、そして企画から準備の間の苦労話(裏話)などについてお話しします。

日時:7月21日(土) 13:30-15:00
会場:ワークショップA
トーカー:川西由里(島根県立石見美術館専門学芸員/研究員壱号)、村上敬(静岡県立美術館上席学芸員/研究員参号)、工藤健志(青森県立美術館総括学芸主幹/研究員弐号)
聴講無料

3 学芸員によるギャラリートーク

日時:7月29日(日)、8月5日(日)、8月11日(土・祝)、8月12日(日)、8月19日(日)、9月2日(日) 各14:00-15:00
会場:企画展示室

※さらに追加プログラムも企画中。詳細は青森県立美術館、トリメガ研究所のFB、Twitterを参照ください。

青森県立美術館 FB:http://facebook.com/aomori.museum/

青森県立美術館 Twitter:http://teitter.com/aomorikenbi

トリメガ研究所 FB:http://facebook.com/torimega.lab/

トリメガ研究所 Twitter:http://teitter.com/torimega_lab/

観覧料

一般:1,500円(1,300円)
高大生:1,000円(800円)
小中学生:無料
※( )は前売・20名以上の団体料金。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。

前売券は県内プレイガイドで発売中。
※販売期間:5月30日(水)―7月19日(木)
ローソンチケット(L:21330)、セブンチケット、まるっとあおもり検索サイト「ポみっと!」

プレスリリース詳細はこちらをご覧ください。