プレスリリース

「小島一郎-北を撮る-」展の開催について

2008年11月18日

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「小島一郎-北を撮る-」展の開催について

時下、ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、このたび青森県立美術館では、小島一郎展実行委員会主催による「小島一郎-北を撮る-」展を開催することとなりました。
 小島一郎は大正13年に青森市で生まれ、昭和29年頃から本格的に写真を始めました。突出した造形感覚と確かな技巧は、早くから東京でも紹介され、活躍が期待されましたが、プロのカメラマンを目指し上京後は、苦労の末、39歳の若さで夭逝しました。
 しかしながら、地方の寒村に生きる人々への深い共感を、覆い焼きや複写の技法を駆使し、印画紙に刷り込むようにして力強く焼き付けた写真の数々は、その早すぎる死の後も、展覧会や写真雑誌で取り上げられ、再評価の波は絶えることがありません。
 本展覧会では、その濃密な生涯をリアルに立ち上げる様々な資料とともに、約200点の珠玉のオリジナルプリントを展示する、初の大規模な回顧展となっております。
 つきましては、本展覧会の取材及び報道方についてよろしくお願い申し上げます。
 また、掲載及び報道にあたり、招待券の読者・視聴者プレゼントの提供も可能ですので、担当までご相談下さい。