展覧会

古代ローマ展 記念講演会 「卵からリンゴまで ポンペイの快楽生活」 開催

2010年5月2日

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古代ローマ展 記念講演会 「卵からリンゴまで ポンペイの快楽生活」 開催

5月2日(日)に、古代ローマ展の記念講演会を、弘前大学人文学部准教授の宮坂朋先生を講師にお迎えして開催いたしました。

今回の講演会は、「卵からリンゴまで ポンペイの快楽生活」という演題。
「卵からリンゴまで」というフレーズは、卵などにはじまる前菜から、肉や魚などの主菜、そしてリンゴや木の実などのデザートにいたるフルコースのことを言いあらわすものだそうです。
その演題のとおり講師の宮坂先生には、古代ローマ帝国の当時の食文化はもちろんのこと、ポンペイの人々の豊かな暮らしぶりやその風俗について、古代ローマ展で展示中の作品のスライドなども交えながらご紹介いただきました。

GW中ということもあり、たいへん多くの方々にお集まりいただいた今回の講演会。
聴講された方々にご協力いただいたアンケートの感想の一部を紹介しますと・・・
「作品の時代背景、風俗がわかり展示作品に対する理解が深まって良かったです」(30代女性)
「ローマ帝国の優雅な生活の一部が見られてとてもよかった」(60代女性)
「当時の食生活は、現在の私たちの食生活にも十分参考になりますし、住宅のセンスもとても素晴らしく、講演の内容も大変良かったです」(40代女性)

お忙しいなか貴重な講演をしていただきました宮坂先生、そして聴講いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

好評開催中の古代ローマ展は、6月13日(日)までとなっております。
みなさまのご来館をお待ちしています!