ここ数日の記録的な寒波襲来により、ご多分に漏れずここ青森も
連日猛吹雪の日々でした。
その寒波もようやく海上に抜けたようで、
今日は割合穏やかな天気となりました。
さて、我らがあおもり犬の帽子はどうなったか・・・
暖気と寒気が入り交じった結果、下部は細く、上部が大きい、
なんだか不思議な帽子の形になりました。
見ようによっては、頭からキノコが生えているようにも
見えます・・・(失言
こうやって考えると、開館当初の冬の綺麗なベレー帽は
冬の天気がうまい具合に変遷した偶然の産物だったんだなあと
今更ながらに思います。
あおもり犬の頭の上にできた自然造形を見ながら、
今年はどんな冬だったかしら・・・などど想いを巡らせるのも
美術館ぽい感じがしませんでしょうかね
毎日雪かきをしなきゃいけなかったり、交通の妨げになったり、と
とかく迷惑に考えてしまう雪ですが、
雪のある風景や、風雪による造形美は青森人のメンタリティには
欠かせないもの。
そんなところも含んでいただきながら今冬の県美の展示を
観ていただくのも面白いかと思います。
– 2月14日まで 企画展 「ラブラブショー」
– 3月22日まで 常設展 冬のコレクション展