青森県立美術館アレコホール定期演奏会2009-2010「楽の音・日本の音」関連企画 ガブリエーレ・プロイ「サウンドスケープ・コンポジション」レクチャー&コンサート参加者募集

2009年10月19日

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青森県立美術館アレコホール定期演奏会2009-2010「楽の音・日本の音」関連企画 ガブリエーレ・プロイ「サウンドスケープ・コンポジション」レクチャー&コンサート参加者募集

 ガブリエーレ・プロイは現代オーストリアを代表する作曲家の一人です。<作曲家>というと、ピアノを弾きながら五線譜に音符を書き込む姿を想像します。しかしプロイ氏の作曲技法はそれだけには留まりません。例えば、写真家が風景を切り取り作品にするように、彼女はサウンドスケープ(音の風景)を録音によって切り取り、それを更にスタジオで洗練させていく、という作曲技法を用います。今回、世界各地で好評を得ている彼女の作品を、本人のトークとともにお楽しみ頂きます。

プログラム
Waldviertel ヴァルトフィアテル
Kimochi キモチ
Miracle ミラクル
Habana ハバナ
Wien West Bahnhof ウィーン西駅

プロフィール
Gabriele Proy(ガブリエーレ・プロイ)
 1965年生まれ、ウィーン在住の作曲家,サウンド・アーティスト。ウィーン音楽大学にて修士号(作曲)及び教員資格(ギター)を取得する。彼女のエレクトロアコースティック・サウンドスケープ作品は,ヨーロッパ,オーストラリア,カナダ,アメリカ及びラテン・アメリカなどのコンサート,放送で幅広く紹介されている。2001年より欧州サウンドスケープ学会(FKL)の会長。2005年には<日本-EU年>の委嘱を受け『ヴァルトフィアテル』を作曲,2006年には弘前大学で開催されたWFAE世界音響生態学会にヨーロッパ代表委員として出席した。また, 2007年にはミュンヘン・フィルハーモニック合唱団が『心』を初演し好評を得た。2008年にはウィーンにて『起源』を初演,2009年にはザンクト・プルテン大学で開催されたFKLシンポジウム”soundscape & Listening”のプロジェクト・リーダーをつとめるとともに、オーストリア政府より<日本-オーストリア年>のための作品『気持ち』を委嘱された。

出演者:ガブリエーレ・プロイ(作曲家、欧州サウンドスケープ学会会長)
コーディネーター&通訳:今田匡彦(弘前大学教授)
日時:2009年10月30日(金)開場18:30/時間19:00-20:30
場所:青森県立美術館スタジオ
料金:無料/限定20名(先着順。事前の申し込みが必要です。)
主催:青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会、青森県立美術館
助成:財団法人地域創造
協賛:オーストリア共和国連邦政府国際省 オーストリア文化フォーラム東京
Presented by Aomori Museum of Art with thanks to the Austrian Federal Ministry of European and International Affairs and the Austrian Cultural Forum Tokyo.

(申込み・お問い合わせ)
 参加希望の方は、下記にありますPDFファイルをプリントアウトの上、チラシ下部にあります参加申込書に「参加者氏名・連絡先の電話番号・参加人数・Eメールアドレス」をご記入の上、郵送・FAXでお申し込み下さい。また、電話・E-Mailでの申込みも受け付けております。

青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会「楽の音・日本の音」事務局
〒038-0021青森市安田字近野185 TEL:017-783-5243 FAX:017-783-5244
E-Mail:oto2009@aomori-museum.jp(件名を「10月30日予約」として下さい。)

チラシ・申込み書(PDF)