9月19日(土)に、ガラス造形家の石橋忠三郎さんを講師にお招きして、トンボ玉作りのワークショップを行いました。
ちなみに会場は美術館のおとなり、縄文時遊館です。
古代エジプトでも作られていたという、トンボ玉。
今回のワークショップは、ちょうど19日から始まった吉村作治の新発見!エジプト展とあわせて、エジプト気分にひたってみよう、というものです。
まず、トンボ玉の作り方を簡単に説明します。
細長いガラスの棒をバーナーで熱し、芯棒をくるくる回しながら巻き付けて、ベースの形を作ります。
そこに金太郎飴のような輪切りのガラスをくっつけて、さらにくるくる回して形を整えて出来上がり。
ですが、熱して高温になっているトンボ玉は、3時間ほど冷ましてからでないと芯からはずすことができませんので、少し時間を置いてから、やっと完成品を手にすることができます。
こうやって書くと簡単そうなのですが、芯に巻き付けたガラスの形を整えるのは結構大変。
温度が高すぎるとガラス棒が折れてしまったり、形を整えようと長いあいだ熱していると、せっかくの模様が崩れてしまったり。
また、熱したガラスは、色が違って見えるので、冷ましてからでないと出来上がりがわかりません。
それもまた後からのお楽しみということで。
ガラスはそれ自体キラキラときれいなので、少しいびつになっても味があって素敵ですが、講師の石橋さんのフォローでみなさんきれいなトンボ玉が出来上がりました。