「カラフルなお面をつくる―未来人と未来基地―」

2009年9月2日

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「カラフルなお面をつくる―未来人と未来基地―」

8月29日のワークショップに引き続き、8月30日にも横山裕一先生に講師をお願いして、ワークショップ「カラフルなお面をつくる―未来人と未来基地―」を開催しました。

ワークショップの内容は、未来の様子を想像しながら“未来人”のお面や、未来の乗り物などを共同制作し、最後にお面をかぶって“未来人”になりきって写真撮影を行うというもの。

まずは、“未来人”のお面づくりです。
横山先生の指示により、参加者は大きめのお面をつくることを心がけます。
最初は、どんなお面を作るかなかなか思い浮かばず、映画に登場するキャラクターのマネをして思い悩むような子も見受けられましたが、横山先生からの「何かのマネをしても全く同じものにはならないから、色を変えたりして、お面を何枚かつくってみるといいよ」といったアドバイスもあり、お昼過ぎには、お面づくりは無事に終了。完成したお面は壁に貼っていきます。色とりどりのお面が次々に並んでいく様子は見応えのあるものでした。

「悩んだら手をとめることです。ある程度、もういいかな、というところまできたら、そこで終わりにした方がいいものになりますよ。手が自然に動いているうちは続けてもいいんですけど。そこで、できなかったことは、次にやればいいんですから」といった横山先生のアドバイスに、参加された方は「かっこいい!」と納得の様子でした。

お昼をはさんで“未来人”のお面が完成した参加者は、お面にあわせた衣装を段ボールで作ったり、横山先生がアウトラインだけを描いた未来の乗り物や都市の絵に、共同で色を塗ったりしていきます。
楽しそうに色を塗っていく子どもたち。
午前のお面づくりとは異なり、子どもたちの活気にあふれる様子が多く見られました。

最後は、写真撮影です。
参加した子どもたちやその保護者は、未来人になりきって、未来の乗り物の前でポーズをとったりトレンチ(土の壕)をイメージした美術館の敷地内を“未来基地”に見立てながら歩いてみたりしました。歩きながらカメラに向かってピースサインを送る子どもたちもいて、楽しそうに“未来人”になりきっている様子が印象的でした。

このワークショップで制作した“未来人”のお面などは、当日のワークショップの様子も交えて、9月11日から館内にて展示予定です。ぜひ、ご覧になってみてください。