現在開催中の特別展・太宰治と美術展では、関連事業として講演会や、
学芸員によるギャラリートークが行われています。
本日も、午前中にギャラリートーク、そして午後に「アート入門」が行われるなど、
太宰治と美術展関連のイベントが目白押しの1日でした。
今回の「アート入門」では、展覧会を担当した池田学芸員が、
太宰治と美術との関係、そして、青森の美術家たちとの交流
などについて、スライドを交えて解説を行いました。
太宰治が描いた油絵やスケッチなどのスライドからは、
小説家の意外ともいえる一面がうかがわれます。
また、太宰と同じ青森県出身の棟方志功との対照的な性格がわかる
生々しいエピソードなどは、両者の様子が目に浮かぶようでした。
今回の「アート入門」を聴き逃したという方も、学芸員によるギャラリートークで
実物の作品を目の前にして、太宰に関するエピソードなどを聴くことができます。
ギャラリートークは、太宰治と美術展の会期中、
すべての土曜、日曜、各日午前11時から12時までの時間帯に実施中です。
観覧チケットをお持ちであれば、どなたでも参加できますので、
太宰治や彼をとりまく青森県の美術家たちにご関心のある方は、
ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?