「戯曲寺山修司論」稽古日誌21

2006年8月30日

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「戯曲寺山修司論」稽古日誌21

本日は三沢・八戸参加の小野美代子さんです。

「戯曲寺山修司論」の稽古も先日の8/27(日)で5回目を迎えました。毎週土日どちらかの日、という週一ペースでの稽古ということもあり、内容的にはひたすら、とにかく体をやわらかく使う、ゆ~っくりとした動きというものを中心に行っております。動きのコンセプトとしては「自分の体は水のようにとけていく・・・水風船がしぼむ状態」の表現で、それをイメージしながら体を動かしていくのです。その動きをしていると自然と不思議な感覚になるのです。これまでしたことのないような動きに、とても新鮮さを感じております。私は体がかたいので「しなやかな動き」という状態にはまだまだほど遠いのですが・・・。
稽古現場は和気あいあいとしており、出演者の皆さんも個性派ぞろいで楽しく稽古させていただいております。
本番まであと3週間ちょっととなり、これから更に稽古に熱が入ってくると思います。
今回作品の持つ「虚構性」を、体で、気持ちで、自分なりに表現できたら、と思っております。
この「戯曲寺山修司論」で観客の皆様、出演者の皆様、そして自分自身、それぞれが新しい発見ができますように!!

小野美代子」

新しい発見!!ラスト2行、私も、心からそう思っています。