ワークショップ「ちぎって、作ろう!青い森と海のいきものたち」

2009年2月2日

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ワークショップ「ちぎって、作ろう!青い森と海のいきものたち」

2009年2月1日に、ワークショップ「ちぎって、作ろう!青い森と海のいきものたち」を開催しました。
講師は、絵本「ゴリラのジャングルジム」「森のクリスマス」などの作者である、きむらだいすけさん。親子など23組、60人が参加してくださいました。
参加者は、最初に、講師オリジナルのカラーパターン約20種類の中から、好きな色の紙を1枚選びます。それを手でちぎっていくのですが、何を作るかを考えながらちぎってはいけません。とにかく、考えずにちぎってみる。ちぎった形が何に見えるか、そこから始まります。
きむらさん曰く、「完成形を思い浮かべながらちぎると、そのとおりできないときは失敗したことになる、ちぎった形から考えていくと、失敗はないんだ」
なるほど、失敗がないって楽しい!
もしも魚の形に見えたら、次に目や口をどこにするかを考えます。のりとカッターを持ったスタッフが手伝いながら、目、口、ヒレをつけ、形を整えたり、切れ端で模様をつけたりしていきます。ここで、きむらさんが「もっと泳がせてみようか」「お魚ってこうなってるよ」と言いながらチョコチョコッと手を加えると、まさしく、水の中を楽しそうに泳いでいたり、今にもエサを食べようとしている魚の出来上がり。
こうして出来上がったいろいろな生き物たちを1枚のパネルに貼って、「青い森と海のいきものたち」が完成しました。
参加者の「楽しむ気持ち」と「きむらマジック」から生まれた生き物たちは、生き生きと、ユーモラスで、見るほうにもエネルギーを与えてくれるようです。
この作品は、美術館のキッズルームに展示しています。キッズルームには絵本、児童書、色や形の美しい積み木があり、自由に遊んでいただけますので、お気軽にお立ち寄りください。
(キッズルーム利用時間/企画展開催期間は毎日、それ以外は土日曜と祝日 10時-15時)