2000年後の未来遺跡、アレコとコラボ

2008年12月22日

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2000年後の未来遺跡、アレコとコラボ

2000年後の三内丸山遺跡で現代の品々を発掘-
そうした想定で、スコップ代わりのローラーを手に、物の形を布に写し取って作ったワークショップ作品「2000年後の未来遺跡」を、21日から23日の3日間、アレコホールにて公開します。
青森県立美術館には、シャガールによるバレエ「アレコ」の舞台背景画4幕のうち、第3幕を除く3枚がアレコホールに展示されています。今回、アレコホールの空いている壁面に、15枚の布を並べて舞台背景画とほぼ同じ大きさにした「2000年後の未来遺跡」を吊り下げ、「アレコ」と「2000年後の未来遺跡」のコラボレーションが実現しました。
吊り下げ作業には、ワークショップに関わったボランティアスタッフのみなさんが再び集まってくださり、作業を進めました。無事に吊り下げが成功したときには拍手がわきあがり、みんなで記念写真。
吊り下げられた「2000年後の未来遺跡」は、ロープの流れやタイヤの動きが鮮明に見え、1枚1枚作っていったにもかかわらず、並んだ布同士の模様が不思議とつながっています。床に敷いて見ていたときとはまた違った印象になりました。離れてみたり、近づいてみたり、それぞれの面白さを感じてみてください。