12月24日まで、美術企画課教育普及では、学校専門スタッフ「ファシリテーター」を募集
しています。
この場を借りて、ファシリテーターの仕事について、紹介します。
応募を検討されている方の参考になれば、幸いです。
ファシリテーター?
ファシリテーター facilitatorとは「理解をうながす人」という意味で、会議やイベントなど人の集めるところで、進行をスムーズにするために、参加者の意見を聞き出したり、まとめたりする人のことを指します。
美術館では、ファシリテーターの役割をこども達と作品とをつなぐ案内役、と位置づけて、
活動しています。
主な仕事は、展示室で作品を前にこども達とお話をするギャラリートークと学校へのお出かけ講座です。
ギャラリートーク
ファシリテーターによるギャラリートークの対象は、学校で来館するこども達(小・中・高)と夏休みや冬休みといった長期休暇に遊びに来たこども達です。約10名のこども達を1人ないし2人のファシリテーターで担当します。
コレクション展の中から、2つの展示室を選択し、約40分程度、こども達と作品を鑑賞します。
お出かけ講座
校外学習シーズンが終わり、学校の来館もひと段落する11月。今度は、美術館が県内各地の学校へ出張して鑑賞の授業を行う「お出かけ講座」が始まります。
内容は、美術館の紹介と学校用教材「アートカード」を使用した鑑賞です。
ファシリテーターとエデュケーター(教育普及職員)が各教室で授業をします。
青森県は広いので、片道3時間かけて、会場となる学校へ行く場合もあります。
次回以降も、ファシリテーターの仕事について、お伝えします。