青森県の民芸を代表する津軽の「こぎん刺し」。もともと薄い麻布に保温・補強のために木綿の刺し子を施したものですが、その多様な文様の美しさにより、趣味で制作する人も増え、ひろく親しまれています。
現在、県立美術館で開催中の「相馬貞三と青森の民芸」にあわせ、青森県民芸協会の協力のもと、こぎん刺しのワークショップを開催しますので、この機会にぜひご参加ください。当日ワークショップ会場ではこぎんの展示も行います。
また常設展示室では青森県の民芸運動につくした相馬貞三のコレクションから、西こぎん、東こぎん、三縞こぎんの古作の長着を展示しているほか、マネキンに当時着用されていたように着せての展示、手に取ってその緻密で丁寧な作業をじっくり見ていただけるようなコーナーも設け、こぎん刺しの魅力を様々な面から味わっていただけます。こぎん刺しとならんで広く親しまれている南部の色鮮やかな「菱刺し」も展示していますので、津軽と南部を代表する刺し子を対照させて鑑賞いただけます。こちらもあわせてご覧下さい。(写真は展示中の三縞こぎんと東こぎんの長着)
こぎんワークショップ
日時:11月9日(日) 13:00~16:00
講師:開米満 (青森県民芸協会会員)
会場:ワークショップA
参加費:600円 (材料費実費・レクリエーション保険)
内容: (四つ目模様・藍地に白木綿糸)をつくります。
持参するもの:糸切りハサミ
募集人数:20名
申込方法:
お申し込みは電話のみ、先着順で受付いたします。
申込受付番号:017-783-3000
※電話受付は9:30-17:00のみとなります。
※電話以外(メール、FAX等)でのお申し込みはできません。
(※定員に達し次第、締め切らせていただきます)