2000年後のミニワークショップ開催中

2008年10月21日

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2000年後のミニワークショップ開催中

美術館の地下2階にエレベーターで下りると、目の前に現れるストーンサークル。今年度の「アートイン三内丸山遺跡プロジェクト」を手がける柴川敏之さんの、2000年後の未来遺跡をイメージした作品です。
この作品のお好きな部分を和紙か布に写し取ってお持ち帰りになれるミニワークショップを、会期中の第2、第4日曜日に開催しています。参加費無料で、所要時間も5分から10分程度。市販の掛け軸棒を使えば、タペストリーや掛け軸にして飾ることもできます。
アーティストの作品を拓本にとり、お部屋に飾れる、しかも無料で。なんとお得!太っ腹!
このストーンサークルには、身の回りにある様々な物が埋め込まれています。時計、缶のプルタブ、蚊取り線香、カセットテープ、TOYOTA・・・
子どもだけでなく大人の方も、いちばんいい部分を持ち帰ろうと真剣に場所を選び、ローラーを転がしていきます。白い紙や布にだんだんと形が現れる様子を見るのは、子どもも大人も楽しいものです。
和紙の場合は、お家に帰ってから色をつけるのも面白い!その場合は、裏から霧吹きで水をかけてからジュース状にした絵の具を塗ってくださいね。
次の週末は、特別に土曜日にもこのミニワークショップを開催します。三内丸山遺跡で25日、26日に行われる縄文秋祭りにあわせて、2日間開催するものです。遺跡では、別に、発掘をイメージしていろいろな物を拓本にとるミニワークショップも行います。どちらも無料で、開催時間内(10時~15時)であればいつでも参加できますので、ぜひ両方のミニワークショップを体験してみてください。