F1日本GPでルノー-アロンソが劇的な勝利を収めたその日、県立美術館エントランスギャラリーでは「ダンガンレーサー青森カップ」が開催されました。
参加者に一台ずつ渡された「フラッシュトリガー」を上手に組み立て、塗装したボディの美しさを競うコンクールデレガンスと、速さを競うレースの2部門で順位を決めます。
ニッパーやドライバーなどの工具を使った工作、缶スプレーを使った塗装など、はじめて体験した人がほとんどだったにも関わらず、完成したダンガンレーサーはどれもカラフルで魅力的でした。
そしてレース。
改造は一切不可、与えられた同じ電池を使うといったイコールコンディションのもとトーナメント制の勝ち抜き方式でレースははじまりましたが、それでもスピードに差が出るのが面白いところ。
もしかしたらF1よりも盛り上がった、かな。
優勝者には講師の島脇秀樹さんが製作したダンガンレーサーの迷彩塗装仕様完成品とボックスアート展カタログにTシャツ、そして豪華プラモデルセットが渡され、2位以下の選手にもプラモデルや、完成品模型などが手渡されました。
コンクールデレガンスを受賞したのはただひとりの女性参加者。
鮮やかなカラーリングのとても美しいマシンでした。
最後になりましたが、今回のワークショップ開催にあたり、ダンガンレーサーのキット、コース、工具を提供していただいた株式会社タミヤ様、塗料と景品を提供いただいたサカタ模型様にこの場を借りて深く感謝申し上げます。
追記:
F1の話が出たついでにひとつ。
本展の企画者がルノーとF1好きなので、出品作品にはレーシングカーが多く含まれています(笑)。
ポスターに使っている1/12「ホンダF-1」をはじめ、1/12「フェラーリ312T4」、1/20「マクラーレンM23」、中嶋父の愛車「ロータスホンダ99T」、セナとプロストの1/20「マクラーレンMP4/4」(以上タミヤ製)や、マンセルのメモリアルマシンである1/24「ウイリアムズルノーFW14B」や「ジョーダンヤマハ192」(以上ハセガワ製)などF1キットの原画も当然充実!
会場でF1日本GPの余韻を楽しんでみてはいかがでしょう。