プロジェクト・サポーター研修会(9月7日)

2008年9月8日

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プロジェクト・サポーター研修会(9月7日)

アートイン三内丸山遺跡プロジェクト「柴川敏之|2000年後の未来遺跡|三内まるごとミュージアム」を一緒につくり上げていただくプロジェクト・サポーターの研修会を開催しました。
県立美術館サポートスタッフ研修会も兼ねて、約30名強の方が参加。
まず、柴川さんから、これまでの展覧会やワークショップなどの活動についてお話していただきました。最初はご自身一人や友人知人で作業していた活動が、ボランティアスタッフと一緒に活動するようになるに従って、ボランティアスタッフからアドバイスをいただいたり、大規模なプロジェクトが可能になったりと、柴川さんの活動にボランティアスタッフが大きな影響を与えているとのこと。
その後、現代の身近なものを拓本にとるワークショップを体験。紙や布にインクをつけたローラーでものの形を写し取る、という単純な作業でありながら、浮かびあがる形の面白さを再発見したり、インクの濃淡による印象の違いを感じたりと、「紙の化石」「布の化石」作りを楽しんでもらえたようでした。
ワークショップ体験の後は、時間のある方が残り、ノボリのクイズ問題となる拓本作業を開始しました。同じものでも、違う角度から拓本をとることで難易度が異なります。ノボリは、美術館と三内丸山遺跡をつなぐ園路沿いに並べられ、答えは美術館で発表する予定です。問題は20問。身近なもの、青森らしいものなど、どんな問題になるか、どうぞお楽しみに。