去る10日に青森県立郷土館で「プラモデルに熱中したあの頃」と題された講演会が開かれました。
「団塊世代の青春時代~よみがえる昭和40年代」展の記念イベントで、講師は青森テレビの横山一敬さん。
子どもの頃から模型作りが大好きという横山さんが、楽しいエピソードを交えながら思い出話を披露。
お小遣いもないのに模型店へ入り浸り、お店のおっちゃんからハタキをかけられた小学生時代、高価なキットに挑戦し、そして挫折した大学時代、社会人になってからは同好の仲間とイベントで盛り上がった話など、1960代から70年代にかけて少年時代を過ごした世代にとっては、「そうだ、そうだ、そうだった!」と大いにうなづける内容の講演でした。
実は、美術館で来月からはじまるボックスアート展の総担当も横山さんなので僕としては非常に心強く、模型ファンの大先輩としていろいろと教えを請いつつ、オープンまであと一ヶ月ちょっととなった現在は、会う回数も頻繁になり、日々もろもろの悪だくみにふけっている最中です(笑)。
で、昨日の講演会でも貴重な時間を少しいただいて、ボックスアート展のコンセプトや出品作について紹介させてもらいました。
ATVのスタジオが再現されていた会場だったので、気分はちょっとだけアナウンサー?
さらにはジオラマ作家の島脇秀樹さんも飛び入りで参加!
作品を一点持ち込んでもらって、実物を前にしたジオラマ解説を行ってもらいました。
そして、何よりもうれしかったのは、講演会終了後、何名かの方に「展覧会を楽しみにしているよ」と声をかけていただいたこと。
展覧会を見ていただいた時に「な~んだ・・・」と言われないよう、ギリギリまで内容を充実させていこうと、意を新たにした一日でした。
写真左:横山一敬氏と筆者
写真右:島脇秀樹氏