7月26日と27日の2日間、夏にぴったりの灯籠作りを行いました。
今回のプログラムは、青森中央短期大学幼児保育学科の協力で企画運営したもので、2日間で、3歳から12歳までの子どもとその家族、28組66人が参加してくださいました。
今回作った灯籠は、ただの灯籠ではありません。電灯の周りを回転する紙の切り抜いた部分が外側のスクリーンに映し出される回り灯籠です。はじめに「今日作るのはこれ!」と回り灯籠を紹介すると、参加者から「おーっ」という声が。やる気と期待が高まります。
電灯の周りで回転する紙を好きな形に切り抜き、色セロハンを貼る、スクリーン部分となる障子紙の上下を千代紙などで装飾する、という作業が中心でしたが、細かい部分の切り抜きや貼り付けなど、難しいところはお父さんお母さんが手伝いながら、親子、家族みんなでがんばって、見事な灯籠ができあがりました。
最後に、全員で点灯式。
電灯を通してスクリーンに映し出される思い思いの形や色が、ゆらゆらと回って動いていくさまは、とても美しく、和やかな気持ちにさせてくれるものでした。
親子や家族で力をあわせて作った灯籠は、すてきな夏休みの思い出として、一層輝いていたのかもしれません。
美術館では、これからもご家族みなさんで楽しめるプログラムを行っていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。
また、スタッフとして頑張ってくれた青森中央短期大学幼児保育学科のみなさんは、保育士を目指して勉強しているだけあって、子どもたちが楽しく過ごせるように日頃の成果を存分に発揮してくれました。みなさん、どうもありがとう。