スタッフ日誌。
毎月1日はインフォメーションスタッフから、美術館の近況やおすすめなどをお伝えします。
**********************
スタッフ日誌<25>
いよいよ今年も夏シーズン到来です。
2006年7月13日に開館した青森県立美術館も今月、満2歳の誕生日を迎えることとなりました。
開館当時はシャガールのアレコ舞台背景画、全4幕が皆様をお迎えしておりましたが、そのうちの第1幕と第2幕、第4幕の3点は、2年経過した現在も変わらず、圧倒されるほどのその存在感を示し、皆様をお待ちしております。
7月20日日曜日には、開館2周年を記念し、シンポジウムを開催いたします。
「美術館と地域との共生とは」と題したこのシンポジウムは、美術館最大の使命である「県民に開かれた美術館」「県民が参加できる美術館」を実現するとともに、県民をはじめ多くの方々にとって魅力ある美術館づくりを推進するために、今後の県立美術館のあり方、取組み方などについて、これまで美術館のために御尽力いただいた方々からご意見・ご提言をいただくこととなっております。
お時間の許す方には、ぜひお聞きいただきたいと考えております。
詳しくはこちらをご覧ください。
6月25日より常設展示がリニューアルいたしました。
「青森の四季を描く」と題したこの夏のコレクション展。皆様を、幻想的で素敵な気持ちにさせることでしょう。
あとはご覧いただいてのお楽しみ。それぞれの作品から、その展示空間から、雪深い「反」の精神に培われた青森の風土を体感していただければと思います。
7月は、ご好評いただいております人体の不思議展が21日まで開催しているほか、30日からはいよいよ企画展「大ナポレオン展」もはじまります。
また、7月22日から8月3日までは、「ことも美術館デイ」と題して、小中学生の美術館入館が無料となるのをはじめ、ギャラリーツアー・コンサート・映画上映会・ワークショップなどなど、盛りだくさんのプログラムとなっています。
駐車場からエントランスに向かう遊歩道のまわりには、緑が一面に広がり、皆様をお出迎えしています。どうぞお気軽に足を運んでくださいね。
スタッフ一同、ご来館を心よりお待ちしております。
インフォメーション 宮崎