5月のオープンアトリエは「大きな絵をかこう」です。
美術館には、マルク・シャガールが描いたバレエ「アレコ」の舞台背景画があります。
それにはかないませんが、大きな絵を描くことでほんの少しでもシャガールの気持ちに近づいてもらえたら…と思い、今回は畳一畳くらいの大きさの紙に4、5人のチームで絵を描いてもらいました。
ます、描き始める前に道具の使い方を確認です。
筆、刷毛、ローラー、スタンプなどいろいろな道具があるので、絵の具をつけない状態でさわったり転がしたり、どんな使い方ができるか考えてもらいます。
道具の使い方がわかったら、次は絵の具の説明です。
今回は「春を感じる色」を使って描いてもらいました。
桜のようなピンク、若葉のような黄緑、明るい空のような青、光を感じる黄色の四色です。
みんなローラーや刷毛を上手に使って描いていました。
ローラーで大胆に色をつけた上に、小さな円いスタンプをポンポン押したら、きれいなお花畑ができたり、偶然できた色やかたちを生かして、どんどん大きな絵は仕上がって行きました。
一人ではとても描けないような大きな絵も、みんなで協力して描くと楽しいものです。
オープンアトリエは月1回、日曜日に実施しています。
来月のオープンアトリエ、6月15日(日)の「怪獣デザインを考えよう」は、ただいま申し込み受付中です。
みなさまの参加をお待ちしております。