展覧会

寺山修司展関連イベント「リアカーシアター」を開催しました

2008年4月29日

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寺山修司展関連イベント「リアカーシアター」を開催しました

4月27日(日)寺山修司展関連イベント「リアカーシアター」を開催しました。
リアカーシアターとは、プロジェクター・音響・照明装置が取り付けられたリアカーで、展示室へと移動し、寺山修司の短歌・俳句・詩を中心に「文字」「声」「音楽」「ダンス」「照明」で寺山修司を再現する試みです。
プロジェクターによって、展示室の壁に映し出された「文字」や、音響より展示室に響き渡る「声」や、寺山修司の作品をモチーフにした歌、音楽、照明にあわせて踊るダンサー。
ふだんは、静かに寺山作品を鑑賞する展示室が、リアカーシアター開催中の時間中、アグレッシブなパーフォーミングアーツを堪能する場所へと変わりました。

リアカーシアターは、寺山修司展の毛皮のマリーの舞台展示での開催のあと、「土方巽と日本のアヴァンギャルド」展へと移動し(リアカーを引っ張って)、上演致しました。
上演する場所が変わることで、作品のイメージもガラっとかわり、また別の作品のようでした。

一回目の27日の開催には、たくさんのお客さんに来ていただきました。
お客さんの顔を見ていると、寺山修司を新しく再現する方法が、多くの人に受け入れられているようです。

見逃した方もご安心下さい。
今後も、5月4日(日)、6日(月・祝)、11日(日)
(いずれの日も14:00から)に開催致します。
とくに、11日(日)には八戸東高等学校表現科の生徒30名もこのリアカーシアターに参加し、短歌を読み上げます。どうぞお楽しみに!