オープンアトリエ「あおもり犬とともだちになろう」

2008年4月27日

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オープンアトリエ「あおもり犬とともだちになろう」

今年度のオープンアトリエは毎月1回、展示作品をテーマに「見る」と「つくる」を楽しんでもらいます。

4月のテーマは美術館のシンボル的作品、奈良美智さんの『あおもり犬』。
体が大きくてどこにも行けないさみしい子犬に、お友達を考えてあげるというものです。
昨年の11月に自由参加で実施したプログラムが好評だったので、今年度から定番になりました。

奈良さんの絵本『ともだちがほしかったこいぬ』を読み聞かせしたあと、美術館スタッフと一緒に展示室へ。
まだ小学校に入っていない人と、小学校1年生の人は『あおもり犬』を見に行って、どんなお友達がいいか考えてもらいました。
小学校2年生以上のお兄さんお姉さんたちには、『あおもり犬』のほか、奈良美智さんの作品をいろいろ見て、奈良さんの世界を感じながらお友達を考えてもらいました。

その後はワークショップAに移動して、紙粘土を使って『あおもり犬』のお友達作り開始です。
紙粘土のほかにも、ビーズや木の実、木の枝、貝がらなど、いろいろな材料を組み合わせて作ります。
ビーズを目にしたり、貝殻で耳を作ったり、工夫しながら自由に作ってくれました。
お友達が完成したら、希望者何人かに発表してもらうつもりだったのですが「発表したい人~?」と聞くと、ほとんど全員が手をあげてくれて、みんな犬、ひつじ、イルカなど、自分が作ったいろいろなお友達を発表してくれました。
作った作品は持って帰れるので、あとで今日来れなかったおうちの人やお友達にも見せて感想を聞いてもいいかもしれません。

オープンアトリエは月1回、日曜日に実施しています。
来月のオープンアトリエ、5月18日(日)の「大きな絵をかこう」は、まだ申込みを受け付けていますので、こちらもぜひご参加ください。