青森県立美術館は、開館20周年を迎える次年度の企画展について、以下のとおり予定しております。
現在企画準備中のため、詳細については決まり次第、随時発表いたします。
開催時期: 2026年7月~9月[予定]
監修者: 鶴岡真弓(多摩美術大学名誉教授)
内容: 長年、世界の「装飾」文化に深い考察を巡らせてきた、芸術人類学者・鶴岡真弓氏を監修に迎えて、ケルト美術から縄文文化やフォーク・アート※など青森県の文化財を含む日本の美術・デザインまで、「ユーロ=アジア世界」の芸術に生き続ける「装飾する魂」をたどる展覧会です。
※フォーク・アート…民間伝承や伝統文化に根ざした芸術
大森勝山遺跡に立つ監修者の鶴岡真弓氏 (撮影:大友真希)
監修者: 鶴岡真弓氏 (多摩美術大学名誉教授)
開催時期: 2026年10月~2027年3月[予定]
内容: 身体と社会、自然との交わりから生まれる圧巻の写真や映像作品で国際的に知られるアーティスト・志賀理江子の個展形式による展覧会です。志賀にとって過去最大規模となる本展では、志賀の己が身一つで出会ってきた震災後の東北を中心とする土地の歴史、エネルギーや人々の生の行方にまつわる深い洞察から生まれたイメージの数々を、新作を中心とする作品をもとに紹介します。
©Lieko Shiga. Courtesy of the artist