11月17日、土曜日、オープンアトリエ「にじみ絵☆フォルメンで遊ぼう」を行いました。昨年9月に続いて2回目です。
にじみ絵とフォルメンは、全ての授業に芸術的な要素が含まれるシュタイナー教育で行われています。なぜ、教育そのものが芸術にひたされているのでしょう?
シュタイナー教育では、人間の意志・感情・思考は発達段階に応じて育っていくとされ、そのための教育的働きかけはこどもの感覚や感情を通して行わなければならないと考えられているのです。
にじみ絵は、水を含ませた紙の上に水彩絵の具をおいていく絵のことで、広がっていく色の動きを感じてもらうことを重視します。
フォルメンは、みつろうクレヨンを使って様々な形を描いていくのですが、線を描くときの動きやリズムを感じることや、線を描くことに集中することを大切にします。
オープンアトリエでは、こうしたシュタイナー教育について学んでいる弘前大学教育学部の学生のアドバイスのもと、40組ほどの親子などににじみ絵とフォルメンを気軽に体験してもらいました。
こどもはもちろんのこと、大人もまた、予想外のにじみ絵の出来上がりを楽しんだり、フォルメンを描くことに集中していたようです。
何枚も描いて最後に笑顔で帰るみなさんを見て、指導した学生もやりがいを感じたようでした。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。